2016年に販売されたHMDの88%がモバイル用と判明。モバイルVRの時代が続く？

市場調査レポートを取り扱うResearch and Marketsで、モバイルVRに関するレポートが掲載・販売されている。

このレポートによれば、2016年に販売された全てのVRヘッドセットのうち、モバイルVRヘッドセットが88%以上を占めている。結果的に、ユーザが初めてゲームやビデオといったVRコンテンツを体験するのはモバイルVRになることが多い。

VR市場におけるモバイル優位の状況は今後も続く見通しだ。2021年には、年間に販売されるヘッドセットの四分の三がモバイルHMDになると予想されている。

しかも、このレポートは現在のモバイルVRが持つ利点だけがその理由ではないとしている。安価で手軽なことはもちろん、没入感が低いという欠点も補われると予測しているのだ。

携帯端末の高性能化やネットワークの高速化、ストリーミングやクラウドコンピューティングの発展は今後も続いていくだろう。ソフト・ハード面での進化によってモバイルVRの没入感は高まるはずだ。

2017年から2021年にかけて、モバイルVRでの体験はPCやコンシューマ機を使ったVR体験に迫るものになるという。そうなれば、VR＝モバイルの時代が来るのかもしれない。

 

参照元サイト名：Research and Markets

URL：http://www.researchandmarkets.com/research/tcwn4x/mobile_virtual

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