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Sensicsが、一般家庭ではなくテーマパークやアーケード施設での利用を想定したVRゴーグルの製造を開始した。現在は大量生産の準備段階にあるとされており、OSVRストアで先行製造されたユニットの購入が可能になっている。
このGoggles for Public VRは、公共の場での使用を考えて設計されている。家庭用との違いは次のような点だ。
高性能なだけではなく、多くの人が使うことを前提としたデザインがなされている。
背面にケーブルクリップが付属する。このクリップでケーブルを固定することで、ケーブルが利用者の邪魔になることを防ぐ。
ゴーグルに内蔵されたLeap Motionユニットによってハンドトラッキングを実現している。ゴーグルとコントローラーを一体化させることで、ケーブルを減らしている。また、内蔵型にすることでコントローラーが外れてしまう、外されてしまうといったトラブルを防ぐことができる。
左右の目に合わせて、それぞれ焦点の調整ができる。普段眼鏡をかけている人でも、きれいな画像を見られる。
利用者の顔に直接触れる部分は、簡単に交換できるようになっている。汚れてしまっても、修理を手配する代わりにスタッフが部品を交換できる。
ゲームが白熱してくると、ゴーグルの中が蒸れてしまうかもしれない。利用者を不快にさせないために、二つの静音ファンによって熱と湿気を外に逃がす構造になっている。
Goggles for Public VRでは、ゴーグルを二つの部品に分けている。一つは機械部、もう一つはゴーグルを頭に固定するストラップ部である。取り外しを可能にすることで、次のようなメリットが得られる。
OSVRストアでは、2,160ドル(約25万円)で購入可能となっている。
参照元サイト名:Sensics
URL:http://sensics.com/goggles-public-vr-pre-production-run/
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