RoadToVRがイベントのチケット予約にVRを活用するStubHubの例を掲載した。


StubHubは、スポーツやコンサートといったイベントのチケットを売買することが可能なサイトである。そのStubHubが、「Virtual View」機能の提供を初めた。


スポーツやコンサートのチケットを購入するときには、座席を選ばなくてはならない。座席によって値段が異なり、その差は多くの場合ステージの見え具合によるものだ。しかし、座席図の縮尺は正しくないことが多く、席を選ぶのは難しい。Virtual Viewを使えば、チケットを購入する前に座席ごとの見え方の違いを確認できる。


StubHubのVirtual Viewは、同社のCardboard向けアプリで利用できる。AndroidiOSに対応したアプリが用意されている。


Daydreamは公式にサポートされていないものの、Daydream Viewでの利用も可能だ。なお、ヘッドセットを持っていないユーザに対しては、画面上で360度のイメージを確認することができる機能が用意されている。


この機能は、まだまだ初期状態にある。映像は3Dでなく解像度も低いためCardboardで見るといくらか歪んで見える。


StubHubは既に、今シーズンNHLの試合が行われたいくつかのアリーナでVirtual Viewを提供した。より多くのホッケーアリーナが発表され、MLB、NFL、NBAや大学サッカーでもこのサービスが利用できるようになるとしている。


将来的には、NextVRに似た「バーチャルな座席」のチケットを購入して、360度ライブ映像を自宅で見ることができるようになるかもしれない。


Virtual Viewで提供されるのは、以下のような画面だ。



 


参照元サイト名:RoadToVR

URL:http://www.roadtovr.com/stubhub-virtual-view-lets-you-preview-your-seats-before-you-buy-tickets/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 スタジアムに着いてがっかりが無くなる?StubHubの『Virtual View』で座席から見える景色を予習できる