12月13日、Surviosのジェームズ・イリフがVRコミュニティに対しての感謝をブログで伝えた。同社はMetro-Goldwyn-Mayerが主導した資金調達プロジェクトで、5,000万ドル(約58億円)を獲得したという。


イリフは、VR技術の驚くべき進歩をVRゲーマー、愛好者、開発者といった人々とそのコミュニティの力のためとしている。また、Surviosが現在の立場にいるのも同様に彼らのおかげだと述べている。彼はVRコミュニティへの感謝をこの記事の中で繰り返し伝えた。


Surviosが求めているものは、初めて作ったテックデモ的な作品『Zombies on the Holodeck!』の頃から変わっていないという。それは、息を呑むようなVR作品を作り出すことだ。


現在Surviosが早期アクセスとしてSteamで提供している『Raw Data』に対しても同様の態度が取られている。さらに要素を追加して深く面白い作品にすることが目指されている。さらに、まだアナウンスしていない「何か」も用意されているようだ。


会社概要を見ると、彼らがゲームをアート作品と捉えており、より「人間的な」作品を目指していることが分かる。彼らは5,000万ドルという資金でどのような芸術作品を生み出すのだろうか。



 


Survios:https://survios.com/a-letter-to-the-vr-community/


 


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 VRタイトル「RAW DATA」を制作するSurvios、これまでの資金調達額は約58億円と発表。今後はより「人間みのある」ゲームを目指す