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SteamVRがメジャーアップデートされ、Oculus TouchをTouchとしてVR空間に描画するようになった。
SteamVRは、ValveがVR体験の基礎として提供しているものだ。既に6月からOculusのTouchコントローラーをサポートしていた。今回、そのTouchサポートに関して大幅なベータアップデートが行われた。
SteamVRでは、以前からポジショントラッキングによって操作できるゲームでTouchを利用することができた。しかし、VR空間ではViveワンドとして描画されてしまっていた。これでは、実際に手に持っているコントローラーと画面に表示されるコントローラーが一致しない。今回、SteamVRでTouchコントローラーが表示されるようになったという。ワンドの代わりとしてではなく、手に持っているコントローラーそれ自体をVR空間で見ることができることを意味する。
VRで得られる経験そのものが大きく変わるわけではない。操作感は変わらないが、VRの中で自分の手がどこにあるかが分かりやすくなる。『Paintey』と『Climbey』を開発したブライアン・リンデンホフがTwitterに投稿した動画で、SteamVRのゲームにTouchが表示されている様子を見ることができる。他のユーザーも、『Audioshield』(レビューで7/10の評価を得た)でTouchコントローラーが表示されると報告している。『Audioshield』は、現在のところOculus Homeで利用できないゲームだ。
@Oculus Touch started (visually) working with @SteamVR!
#VR#Gamedev
The video is a little more zoomed in than I expected, sorry! pic.twitter.com/8Ujn0xWZsu— Brian Lindenhof (@TheShadowBrain) 2016年12月8日
Oculus Touchは今週の初めに発売された。リリースされた50以上のタイトルの多くがViveでは以前から利用可能だった。こういったタイトルであれば、Touchで操作することが可能だ。
ReViveを使えば、逆にTouch専用のゲームをViveコントローラーで動作させることもできる。だが、こちらはあくまでも非公式な方法である。OculusはViveでOculusのコンテンツを利用することを許可していない。
参照元サイト名:uploadvr
URL:http://uploadvr.com/steamvr-now-renders-oculus-touch-controllers-vr/
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