海外メディアDigital Trendsは、2016年11月11日の記事において、Canonが開発したVRアプリを紹介した。



同メディアによると、大手カメラメーカーCanonの研究部門であるCanon Labsは、このほどバーチャル空間でカメラテストを行えるOculusRiftアプリ「Camera Simulator」をリリースした。


同アプリは、3種類づつ用意されたCanon製のカメラとレンズから1種類を選んだ後、シャッタースピード、F値、ISO感度を設定したうえで、バーチャル空間内で仮想的なカメラ撮影が行える、というもの。


カメラテストの被写体となるバーチャル空間も多数用意されており、バーチャル空間内を移動することはできないものも、周囲を見渡すことが可能だ。



バーチャル空間で撮影した画像は、PC上で閲覧・比較して撮影機材ごとの違いを確認できる。


同アプリを使う際にはOculusRiftが必要なのは当然であるが、非常に高価なカメラやレンズを持っていなくても、詳細なカメラテストが可能なので、フォトグラファーにとっては非常に重宝するVRアプリではなかろうか。


なお、同アプリは下に示したOculus Rift app storeから無料でダウンロードできる。


Oculus Rift app storeの「Camera Simulator」のウェブページ

https://www.oculus.com/experiences/rift/1032993353450807/


参照元URL:http://www.digitaltrends.com/virtual-reality/canon-oculus-rift-app-camera-simulation-vr/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 Canon、バーチャル空間でカメラテストができるOculus Riftアプリ「Camera Simulator」をリリース