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同メディアによると、2016年10月19日から20日にアメリカ・カリフォルニアのサンノゼで開催されたW3C Workshop on Web &Virtual Realityにおいて、Googleは2017年1月にAndroid版ChromeにWebVRを実装することを発表した。
WebVRとは、ウェブブラウザ上で動作するVRコンテンツを開発・配信する仕様であり、サンノゼで開催された同カンファレンスでは、GoogleをはじめとしてMozilla、Samsung、Microsoft、そしてOculusといったウェブとVRに関するメジャー企業が一同に会して、同仕様の未来について討議した。
GoogleのWebVRプロダクト・マネージャーのMegan Lindsayが言うには、WebVR対応版Chrome for Androidは2016年12月にベータ版をリリースし、2017年1月に安定板をリリースする、とのこと。
続けて同女史は、WebVR対応は当初はDaydream ReadyなスマホのChromeに限定する計画だったが、最終的には全てのAndroidに対して対応することに決めた、とも説明している。
WebVR対応版のChrome for Androidを使いたい場合は、2017年1月以降にGoogle Play storeから同ブラウザ最新版をダウンロードすることが求められる。
また同社は、Chrome for WindowsのWebVR対応版の開発も進めており、こちらのリリースは2017年初頭を予定している。
ちなみに、同社は「さらに先」を目標としていて、同一のブラウザでVRコンテンツと従来の2Dコンテンツをシームレスに視聴できる「Chrome VR SHell」の開発を進めており、同ブラウザのリリースはAndroid版が2017年前半、Windows版が2017年後半になるようだ。
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