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同メディアによれば、2016年10月25日、Xiaomiが中国・北京で開催した新製品発表イベントにおいて、新型スマホのMi Note 2とともにモバイル型VRヘッドセットMi VRが発表された。
同VRヘッドセットは、Gear VRのように同社の特定のスマホにのみ対応(Mi Note2、Mi 5s、Mi 5s Plus、Mi 5)しているものも、埋め込み型ボタンを実装しており、そして9軸センサーが内蔵された専用コントローラーが付属している。
何より驚きなのは、Gear VRやDaydream Viewに匹敵する性能を持ちながら、3000円程度(199元)という低価格なことだ。
もっとも、同VRヘッドセットは、現時点では中国でしか販売されない。
同VRヘッドセットはその仕様と価格から見て、Daydream Viewを意識したものであることは明らかである。
同社はDaydream Viewに対応するDaydream Readyスマホの製造パートナーに名を連ねていたが、Daydream Readyスマホを開発することを明言していなかった。
同社グローバル・ヴァイス・プレジデントのHugo Barraは、「Mi VRは今のところ中国のみの販売ですが、われわれはさらに先の未来を見据えています」と述べており、同VRヘッドセットの世界進出に関して含みを持たせている。
同VRヘッドセットに対応したストア「Miui VR」の開設も予定されており、500以上の360°動画、30以上のVRアプリがラインナップされ、200以上の開発会社が参加する見通しだ。
対応VRアプリのなかには、中国最大手の動画サービスYoukuのアプリも含まれている。
Mi VRは中国市場はもちろんのこと、その低価格から発展途上国の市場シェアを狙えるので、今後Daydream Viewのライバルとなるかも知れない。
Mi VR公式サイト
http://www.mi.com/en/mivr1c/
参照元URL:http://www.roadtovr.com/xiaomi-unveils-low-cost-low-latency-vr-headset-controller/
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