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NVIDIA社とAMD社はより安価かつ強度の高いVR向けシリコンチップの制作、Valve社は90コマ/秒の高クオリティVR動画を従来の機器に取り込める変換ツールの公開、そしてHPをはじめとする他メーカーは持ち歩きのできるリュックサック型ワイヤレスVRの開発をそれぞれ行っている。
また、SamsungもVR向け4Kディスプレイを制作し、無料ヘッドセットの特典に留まらず様々なキャンペーンを行うことでライバル会社のOculus製VRシステムの前金0円キャンペーンに対抗できるような取り組みを行っている。
VRは技術面での発展に留まらずその価格の高さという問題でも改良を重ねているようだ。
Unity社で開発されたツールと同様に、VR EditorもVR作品の制作を誰もがより手軽かつ安易に行えるようにする上で重要なステップであるといえるだろう。
VR Editorは後日リリースされるGoogleのDaydream モバイルVRプラットフォーム、Vulkan社のレンダリング装置への対応も行っていくそうだ。
VR Editorのリリース以前はキーボードとマウスを使用し対象を舞台に設置の上、ヘッドセットを装着しVR空間での見え方を確認するという手間と時間のかかる手順を踏まなくてはならなかったが、今回のリリースにより開発者はヘッドセットの着脱を繰り返すことなくVR空間で多くのタスクをこなすことが可能となった。
家の模様替え一つをとっても、写真の額縁を棚から棚へと動かすだけで出来てしまうのだからその簡単さはお分かりいただけるであろう。
このようなシンプルに見える作業も従来の方法では非常に難しい作業として扱われていたが、この新技術により作業の効率化、単純化が行えるようになった。
VR世界の自然な手・腕・指の動きは多くの人々の創造力の錠を開けることができるようになる。
Unreal VR Editorのリリースはその経路に沿った重要なステップであると言えるであろう。
アンリアル エンジン VR エディタ
https://docs.unrealengine.com/latest/JPN/Engine/Editor/VR/index.html
参照元: http://uploadvr.com/epics-unreal-engine-vr-editor-available-latest-release/
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