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同系統製品の多くがスマートフォン、高品質高価格PC、もしくはゲーム用コンソールによって作動する仕様となっている中、こちらのPico Neoはユーザーが希望しないようであればこちらの機器を使用せずに独自のコントローラを利用することでHMDを稼働させられるそう。
Geek Gadgets社の報告によると、同製品は初めOculus VRやSamsung製Gear VRといった非接続式モバイル機器に似て見えるものの、使用をしていくうちにPiko製のゲームパッドとの接続機能といった他製品との違いが見えてくるとのこと。
こちらのパッドは事実上かなり他社製品と相似して見えるが、その搭載されている方向ボタン等のボタンを見てみるとこれがHMDの作動における要となっている理由が理解できるそうだ。
機器には人気のQualcomm Snapdragon 820に加え32GBの空き容量、4GBのRAMとバッテリーも搭載されているとのこと。
全セットがWi-FiとBluetoothに対応しており、HMDには90Hzのリフレッシュ・レートと画質1080pのAMOLED製3.81インチ液晶画面が2枚組みこまれている。
画面では102°の視野が開かれているそうだ。
また、こちらの機器はコントローラから外したのち高価格高品質PCに接続して使用することも可能。
ここまでくるとこの進化を遂げているPico NeoがSteamVRのシステムに入ることができるのか、興味が沸いてくるところである。
Pico Neoは2016年6月ごろに550ドル程度で発売されるそう。
こちらにはコントローラが含まれているが、希望者は300ドル程度でHMDのみを購入することもできるとのこと。
新たなアイデアを組み込んだPico Neo、発売以降にどのような売れ方をするかこれからの動きに目が離せない。
参照元: http://www.vrfocus.com/2016/05/pico-announces-controller-powered-vr-hmd-neo/
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