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ディズニー社は、同社の映画制作を保管するコンテンツとして、Nokia社の提供するバーチャル・リアリティのハードウェアとソフトウェアを使用する複数年契約を締結した。
Nokia社の提供するVRハードウェア「OZO VR camera」は、リアルタイムにVR動画のプレビューが可能であったり、複数のオンボードカメラにより、360°の録音と録画が実現できる仕様となっている。同社は、映画制作のプロフェッショナル向けにこの製品の販売や提供を進めている。
ディズニー社との契約において、Nikia社はVR機器、ソフトウェア、サポートを提供する。また、既に2社はJungle Bookのリメイク版において一緒にビジネスを行っており、レッドカーペットプレミアムとキャストインタビューの360°動画のリリースがそれにあたる。
ディズニー社のチーフテクノロジーオフィサーである Jamie Voris氏は「我々は人々に特別な経験をもたらすことを目指し、映画制作会社としてVRコンテンツに注力していきたい。」とプレスリリースで述べた。
同社は、Jungle Bookにおいて、Samsung Gear VRヘッドセットを着用して楽しむ Milk VR appを通じたコンテンツの提供や、昨年6500万ドルを集めたJaunt VRとよばれるVRカメラのテクノロジーを構築する企業に投資するなど、VRと映像コンテンツの分野をリードしたい思惑が垣間見える。
「OZOはディズニー社が新たなエンターテイメント体験を人々に提供するのに貢献する。私たちはVRの未知の可能性にフォーカスしていく。」とNokia社代表Ramzi Haidamus氏は述べている。
参照元: Venture Beat
http://venturebeat.com/2016/04/25/disney-doubles-down-on-virtual-reality-to-create-extraordinary-experiences-and-promote-its-movies/
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