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Appleのマーケティング担当上級副社長のGreg Joswiak氏は、2月14日のX(旧Twitter)投稿で、App StoreにはVision Pro対応のアプリが1,000個以上あるとつぶやきました。
2月2日のVision Pro発売直前の時点で報告された600個を大きく上回る数となります。
このことから、対応アプリの少なさが指摘されていたVision Proの課題が急速に改善しつつあるといえそうです。
もちろん、100万個以上のiOSアプリもVision Proで互換性があります。
これは開発者にアプリのVision Pro対応を、デフォルトで対応するかどうかを選択する代わりに、オプトアウト(参加しないことを選択)で提供したためだと指摘されています。
注目すべきは、Facebook(Meta)、Spotify、Google(YouTube)、Netflixなどのサービスが明確に対応を見送っていることです。
これらのサービスはSafari経由でアクセス可能ですが、これはApple Vision proへのあからさまな冷遇と捉えられています。
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これら1,000個以上のネイティブアプリは、便利ではあるものの単なる空間コンピューティング化された電卓や天気ウィジェットの寄せ集めではありません。
SpotifyやYouTubeなどのモバイルで不可欠なサービスがVision Pro対応を見送られたことを逆手にとり、代替の有料アプリを提供しようとするサードパーティー開発者も登場しています。
例えば、Spotify用のVision Tunes Appや、YouTube向けのJunoなどApp Storeには無料の公式版がないものの代わりとなる有料アプリが登場しています。
ちなみに、App Storeで現在最も高価なビジョンプロアプリは、周期表の元素と対話することができるアプリ「Lively Elements」で、一括払いで98ドルです。
注目のApple Vision Proの対応アプリの数が1,000を超えました。
対応アプリが少なく使い所が少ないと言われてきたVision Proですが、これはユーザーと開発者にとって朗報といえます。
特にSpotifyやYouTubeといった主要サービスが対応を見送っていることを受け、代替の有料アプリが登場し始めている点は注目です。
大手に代わる新しい存在が台頭していくことでXR分野で多様性が生まれ、さらなるイノベーションが促されていくことが期待されます。
AppleのMRゴーグルのプロジェクトのさらなる展開と成長がXR業界全体の発展につながっていくことを期待したいですね。
参考:Apple Confirms 1,000+ Vision Pro Native Apps Now Available[Road to VR]
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