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今回「KIKAZARU」の始動を発表したモンドリアン社によると、ファッションをメタバース内で活用することのメリットは多く挙げられるということで、具体的に以下の3つが挙げられています。
メタバース内で販売するアイテムを介してユーザーに対しブランドの認知度を高めることができ、さらにメタバースゲームの配信を通して視聴者(ゲーム外の消費者)への認知度を高めることも可能です。
また、メタバースには国境もなく、国内外の幅広い年齢層にアプローチすることも可能です。
新たなユーザーの獲得による既存事業の売上の向上が期待でき、またデジタルファッションアイテム販売による新たな収益源も獲得できます。
さらにメタバースゲームを活用したマーケティングミックス施策の展開が可能です。
既存のプラットフォーム上のため開発に時間がかからず、コストを抑えることができ、集客のコストも低減できます。
リアルな世界では、多くの人が服を通じて自己表現をしたり、個性を強調することでファッションを楽しんでいます。
その一方で、社会的役割やTPOによる制約や制限のなかで服を選んでいるのも事実です。
リアルと比べ、メタバース世界ではアバターがもう一人の自分として、その制限や成約から解き放たれ、自由にファッションを楽しみ自己表現することができます。
世界で2031年までに市場規模が48億ドルに到達と予想されており、さらにZ世代を中心とした若者に訴求できる市場として、海外のハイブランドから国内のデザイナーズブランド、大手アパレル小売りなどが続々と参入しています。
また、メタバース・ゲームはファッションブランドの服をデータとして保持し鑑賞するだけでなく、アバターが好きなブランドやデザインの服で”着飾って”ゲームを遊ぶということができます。
Z世代・α世代はメタバース系ゲームに日常的に触れていることが多く、ゲーム内でのアイテムの購入やアバターの着せ替えなども日常的におこなっています。
そのためメタバース上でのファッションアイテムの購入にも抵抗が無く、今後市場規模も飛躍的に伸びることが期待され、メタバース・ゲームは、ブランドが消費者にアプローチできる消費者参加型の新たなメディアかつ収益源として機能すると考えられています。
モンドリアン社によると、メタバース・ゲームをより盛り上げていきたいという思いとともに、メタバース・ゲームでファッションアイテムの販売を行いたいという企業の要望に応えるために、事業化を決定したということです。
また、アバターを自由に着飾って遊ぶという視点からサービス名を「KIKAZARU(きかざる)」にしたということです。
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モンドリアン社は、「KIKAZARU」の始動前からメタバース×ファッション活用に関して既に制作・支援を実施していて、今回3つの先行事例が紹介されています。
群馬県が小中高生という若い段階から、最先端のデジタル機材やソフトウェアで創作活動を行うことのできる全国初の人材育成拠点として設置した「tsukurun-GUNMA CREATIVE FACTORY-」のアイコンとなるアバターを作成。
ZEPETO内で参考アイテムとして、モンドリアン社制作のアイテム2種(洋服のセットアップ[4色]とカラーコンタクト)を販売。
さらにMCA(メタバースクリエイティブアワード)2023で入賞した作品の作成も行われました。
Roblox上で、参考アイテムとしてモンドリアン社制作のアイテム2種(和風ロリータ、ロゴTシャツ)を販売。
ゲーム・メタバース事業を手掛ける株式会社モンドリアンが、ファッション・メタバース事業「KIKAZARU」を立ち上げ、メタバースでファッションブランドを展開したい企業向けに制作支援や制作を本格的にスタートさせました。
モンドリアン社は、ゲーム・メタバースの先駆者として多くの知見を持っていることに加え、企画立案から制作・実行までをワンストップで提供できる強みを持っています。
また、優れたクリエイターとエンジニアを多く抱え、数多くのプラットフォームにも対応できるため、「宣伝」「PR」「ブランディング」「販売」など目的に合わせた幅広い要望にスピーディーに応えることができるということです。
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