MetaのVRアバターに足が生える！Meta Avatars SDKがアップデート！

これまでMetaのVRアバターは上半身のみとなっており、足が省略されていることがテック業界はもちろん一般層からも冷ややかな評価を受けていました。

そんなMetaのVRアバターにとうとう足が追加されることになりました。

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足の追加の他にも細かいグラフィックも向上！

画像：UploadVR

現地時間2023年12月21日から、Unity Asset StoreでMeta Avatar SDK最新バージョンの提供が開始されています。

このバージョン24は、ほぼ6ヶ月ぶりとなるMeta Avatar SDKのアップデートです。

最も注目されているのはもちろんアバターに足が追加されるという点ですが、このほかにも

「より生き生きとした目の輝き」

「詳細な髪や衣服の表現を通常マップテクスチャで実現」

といったアバターのグラフィックス品質の向上が施されています。

Metaによると、Compute Skinnerなどの最適化により、これらの改善がパフォーマンス低下を招くことなく実現されたとのことです。

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実は今回MetaのVRアバターに足が追加されるのは初めてではありません。

8月にMetaはQuestのホーム画面のMeta Avatarに脚を追加し、9月にはメタバースプラットフォームのHorizon Worldsでもアバターに足が実装されています。

とはいえ、これはMetaが自前で提供するコンテンツに限った話であり、

GOLF+

Eleven Table Tennis

などのサードパーティー製のアプリでの使用が公開されているMeta Avatar SDKは依然として足がない状態が続いていました。

今回Meta Avatar SDKに足が実装されグラフィックが向上したことで、より現実に近いビジュアルでこれらのアプリを楽しむことができるようになると期待されています。

米国テック系メディアUploadVRは、GOLF+とEleven Table Tennisの開発者に、近日中にゲームに足を追加する予定があるかどうかのコメントを求めたものの回答はなく、現在ホリデーシーズン真っ只中であるため、この作業は新年まで開始されないと推測しています。

Meta Avatar SDKのアップデートが行われ、サードパーティーアプリのVRアバターにも足が追加されることになりました。

2022年のMeta Connect 2022で、Meta Avatar SDKに足の実装が予定されていることが発表されてから、1年越しに実現することになります。

Metaのホーム空間ではミラーで足があるアバター姿を見ることができるので、Metaのアバターの足の有無を気にする機会は少なくなっていたかもしれません。

また、足の追加以外にもグラフィックの向上も施されており、よりリアルなアバターを体験することができます。

ただ、ユーザー側からはアバターに期待することとして、「レディ・プレイヤー１」のように好きな姿形を楽しむことも根強く上がっているようです。

このような希望に応えると、よりMetaの目指すメタバース構想が広く受け入れられるようになるのではないでしょうか。

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情報提供元： VR Inside