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「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」は、今年3月18日(土)に開業した「大阪駅(うめきたエリア)」をアプリ「REALITY」内に再現したワールドで、今年3月~4月に一般公開されました。
REALITY XR cloudによると期間中の来場者は約600万人ということで、企業向けメタバースの「REALITY Worlds」企業オリジナル空間では最多となっています。
ここでは
「リアルとバーチャルの融合」
をテーマに、メタバースやバーチャル・テクノロジーなどの活用による「大阪駅(うめきたエリア)の認知向上」を図り、実際の「大阪駅(うめきたエリア)」に設置されている
「顔認証改札機」
世界発の「フルスクリーンホームドア」
をバーチャルならではの表現で再現したり、電車の中で友達と居心地のよい時間を過ごせる空間を設置したりすることで、来場者に対して「大阪駅(うめきたエリア)」の認知向上に繋げるコンテンツが展開されました。
また期間中は、大阪駅42面サイネージ出演配信イベントなど複数の連携施策が実施され、「大阪駅(うめきたエリア)」の開業を盛り上げると同時に、大阪駅時空の広場特設ステージにて行われたリアルイベント「バーチャル大阪駅うめきたワールド来場500万人突破記念イベント」では、会場を埋め尽くす数多くの来場を記録しています。
バーチャルの「うめきたワールド」でも、ワールド内のスクリーンに中継映像が流されたことで、ワールドの来場者も大きく伸びるなどバーチャルとリアル施設の相互連携の可能性を示す事例になったということです。
今回の「うめきたワールド」を利用したユーザーへのアンケート調査結果も公開されており、それによると、うめきたワールドや関連イベントをきっかけに「大阪駅(うめきたエリア)」を「初めて知った」と回答したユーザーが約半数いることが判明しており、SNSでは「興味を持った」「実際に出かけた」という投稿も数多く見られたということです。
JR西日本グループによる調査では、「うめきたワールド」の再訪意向率は約98%になったということで、ユーザーからは「未来を感じた」「完成度が高く満足した」「臨場感や再現性が優れており、面白かった。今後もまた利用したい」などの回答を得ているということです。
さらに「顔認証改札」「フルスクリーンホームドア」に関するSNS投稿のうち約3割では、リアルとバーチャルの比較画像をアップするなど、リアルとバーチャルの融合を楽しんでいたようです。
またアンケートの回答には、
「ほかの駅もシリーズ化してほしい」
「駅間を列車で移動したい」
など、今後のさらなる発展への期待のコメントも多数寄せられ、駅という身近な空間とメタバースとの相性の良さが見られたということです。
今回の施策についてJR西日本は、
今回驚いたのは、海外の方も含め、大阪エリアにお住まいでない多くの方にもご来場をいただけたことです。
繰り返し楽しめる様々な仕掛けを凝らしたことで、一度でなく何度もご来場をいただき、地理的概念を超えたバーチャルにおける「駅」のポテンシャルを示すことが出来たと思います。
元来、大阪にはインバウンド需要もありますので、「大阪駅」を世界レベルでのメタバースの聖地として確立できればと考えています。
約600万人という来場者数は、社内外に大きなインパクトを残すことができました。
と述べています。
またREALITY XR cloudでは、今後もクラウドソリューションを通じて、企業には新たなビジネス機会を、参加者にはメタバースならではの体験を提供することで、社会全体のメタバース発展に貢献していきたいとしています。
問い合わせはREALITY XR cloudまで。
今年3月~4月に公開された「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」の、開催レポートがREALITY XR cloudより公開されています。
それによると約600万人が来場したということで、駅とメタバースの相性の良さも判明しています。
認知度向上の施策として、今後どんなバーチャル駅が登場するかにも注目が集まりそうです。
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