週末恒例!

VRニュースイッキ見【後編】!

昨日の前編に引き続き、今週(5月19日〜5月25日) 注目を集めた10記事のうち、後半5記事を一気に紹介します!

VRニュースイッキ見【前編】はこちら→https://vrinside.jp/news/post-218367/



①ARプラットフォーム「MUGHEN」アワードのファイナリストに選出!

ALAKI社の手掛けるARプラットフォーム「MUGHEN(むへん)」が、アメリカで開催される世界最大のAR/VRアワード「2023 Auggie Awards」にてファイナリストに選出されたことが明らかになりました。

「2023 Auggie Awards」には、世界の名だたる企業による最先端のAR/VRテクノロジー(映画、アプリ、ゲーム、開発者向けツールなど)総数377作品がエントリーし、「MUGHEN」は「コンシューマー向けアプリ部門」のファイナリストに選出されています。

「MUGHEN」は、初心者でも直感的な操作で『現実の場所やモノに、簡単にデジタル情報を投稿』することによって、どこにいても世界中の人とつながることができるARプラットフォームです。

詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-218250/

②「一次救命処置VRトレーニング」開発開始!カンボジアの病院と共同で

カンボジアに日系病院として設立されたサンライズジャパン病院と、xRソリューションカンパニーの積木製作社が共同で、医療スタッフ向けVRトレーニング「一次救命処置VRトレーニング」を開発しました。

「一次救命処置VRトレーニング」は、言葉だけでは理解しづらい高度な医療技術をVR技術を活用した体験訓練で学べるもので、カンボジアの現地医療スタッフの技術や意識の向上のために開発されています。

完成後はサンライズジャパン病院での運用を経たのち、日本やカンボジアのみならず東南アジア各国の医療施設で利用できるように広く展開することが予定されているとのことです。

詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-218282/

③「メタばあちゃんプロジェクト」クラファンを実施!Vライブの実現へ

平均年齢が80歳の”婆ちゃるアイドルグループ”「メタばあちゃん」のメタバースライブ実現のためのクラウドファンディングが、クラウドファンディングプラットフォームの「うぶごえ」にて5月22日より開始されました。

「メタばあちゃんプロジェクト」は、元気が有り余っているユニークなおばあちゃんたちをメタバースの世界で人気アイドルに育てていくプロジェクトで、85歳のひろこが0期生としてデビューしたのを皮切りに、

・ハマコ

・はなえ

・かおる

が1期生としてデビューしています。

今回のクラウドファンディングは、それらのメンバーの夢を敬老の日に最高の形で叶えたいという思いから実施されており、

・ボイスデータ(めざまし・読み聞かせ)

・おばあちゃんの手書きレシピ

・お葉書

といった心温まるリターンが用意されているとのことです。

詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-218278/



④ラブライブVライブイベントに「XR CLOUD」を提供!6~7月に開催

6月21日~7月31日に開催される『ラブライブ!』オンラインイベントに、monoAI technology社のメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」が提供されることになりました。

「ラブライブ!スクフェスシリーズ感謝祭2023 ~スクールアイドルフェスティバル ALL STARS メタバースライブ~」は、本編に登場するスクールアイドルグループ

「μ’s」

「Aqours」

「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」

のメンバーが出演し、メタバース上で3Dアバターとして音楽ライブを行うほか、豪華キャストによるトークショーが実施されます。

メインイベントは7月8日と9日に開催され、その他の日程では

・メタバースライブ無料体験会

・キャストトークショーのテーマの事前投票

・ファン交流会

といったサブイベントが開催される予定です。

詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-218313/

⑤岩手県大槌町と凸版印刷が共同で「震災伝承ARアプリ」を開発!

東日本大震災津波の痕跡を後世に伝承することを目的とした「大槌町震災伝承ARアプリ」が、岩手県大槌町と凸版印刷社の共同開発で5月19日より公開されました。

「大槌町震災伝承ARアプリ」は、スマホのカメラから取得する画像情報から利用者の位置情報を取得する、VPS(Visual Positioning Service)技術とAR技術を活用し、

・現在は解体された被災建築物を被災時の姿で再現

・周囲を回りこみ詳細な箇所まで観察

・津波の浸水高を表示

といった特徴により、被災した当時の状況を現地で体験することができます。

大槌町内にある旧役場庁舎跡地および旧民宿あかぶ跡地の現地2か所で体験できるアプリは、App StoreおよびGoogle Playよりダウンロード可能です。

詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-218206/

まとめ

今週後半はARやVRからVTuberまで幅広いジャンルからニュースが届きました。

とはいえ、いずれの話題でも国境や時、世代を超えて同じような体験ができるというXRの利点を強く感じさせるものとなっています。

例えば、筆舌に尽くし難い被害をもたらした東日本大震災ですが、時の経過とともに被害の記憶が薄くなっている中、ARを活用することでいつでも当時の状況を体験することができます。

このようなXRを利用した体験的な記憶の伝承が、これからも増えてくるのではないかと思います。

現代の最新技術が後の世代に役立っていくことに期待したいですね。

来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?

お楽しみに!








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情報提供元: VR Inside
記事名:「 VRニュースイッキ見!【後編】「岩手県大槌町で『震災伝承ARアプリ』が公開!」など注目記事を振り返り!!