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メタバースプラットフォームのclusterを運営するクラスター社が今回、シリーズDファーストクローズ・セカンドクローズの合計で、52億円の資金調達を実施したことを発表しています。
同社の運営するclusterは、
「人類の創造力を加速する」
をミッションに掲げ、誰もがメタバース上で音楽ライブやカンファレンスなどのイベントを開催できるプラットフォームで、同時に数千人もが接続可能。
これにより、大規模なバーチャルイベントの開催による“集まる”熱狂体験が提供されてきたと同時に法人向けのイベントも手掛けており、累計動員数は2023年1月時点で2,000万人を突破しています。
発表によると、今回の資金調達により、
・海外展開や法人とクリエイターにclusterを活用してもらえるサービスを展開する子会社の設立
・教育分野への進出
など、さらなる事業拡大に向けてプロダクト開発やマーケティング強化が図られていくということです。
<クラスター社 代表取締役 加藤直人氏 コメント>
この度、投資家の皆様から「バーチャル経済圏のインフラをつくる」という当社のビジョンへ期待を寄せていただいたこと、大変嬉しく思います。
疫病対策やカーボンニュートラルの実現、持続可能な社会を目指す上で人類のデジタル化は必然であり、メタバースを目指す流れは今後ますます加速していくでしょう。
日本で最大の規模を誇る当社のメタバースプラットフォームは、従来のインターネットを大きく加速させます。
バーチャル空間におけるコミュニケーションやエンターテインメントはもちろん、教育やビジネス、さらには新たな産業の創出にもつながる可能性を秘めています。
私たちは、このプラットフォームが様々な分野で革新をもたらし、より多くの人々が恩恵を受けられる世界を実現するために全力を尽くします。
今回の資金調達により、技術開発や人材採用、グローバル展開など、さらなる成長を目指して邁進してまいります。
これから私たちと並走してくださる投資家の皆様、そして私たちの取り組みを応援してくださる住民のみなさんや法人のお客様に、改めて感謝申し上げます。
皆様の期待に応えるべく、メタバースの可能性を追求し続け、世界に貢献できる企業を目指してまいります。
今回のシリーズDでは、
・スパークス・アセット・マネジメント株式会社
・SBIインベストメント株式会社
・オリックス株式会社
・KDDI Open Innovation Fund 3号
・Skyland Ventures
・三井住友信託銀行株式会社
・NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社
を引受先としていて、これまで資金調達額14億円と合わせ、累計調達額は66億円になっています。
また今回の資金調達にあたり、各引受先からのコメントも公開されています。
<スパークス・アセット・マネジメント 代表取締役 阿部 修平氏>
メタバースはエンタメだけではなく、ビジネスシーンなど様々な活用の可能性があります。
国内での圧倒的な実績を持つクラスターはメタバースの可能性を最大限発揮して、より魅力的な体験を世の中に届けてくれると信じています。
今後、日本発のメタバース企業として大きく飛躍されることを期待しております。
<SBIインベストメント 投資部 次長 河村 暁氏>
クラスターは、「ゲーム×アプリのエンジニア精鋭集団」を揃え、「独自のSDK(コンテンツ生成システム)および3D描写/最適化技術などのバーチャル空間の構築システム」について強みを持つ国内最大級のメタバースプラットフォーム会社です。
企業向けメタバースイベントとしては世界最大の実績数を誇る先行優位性を活かして、スマホやPCなどの様々なメタバース利用シーンにおいて没入感を体得できる、コンテンツ発信力に長けたサービスが提供されることを想定し出資しました。
SBIグループおよび協力パートナーのネットワークを活用することにより、今後、クラスターのCtoCサービスが世界中の人々に利用されることを期待しております。
<オリックス 国内事業推進部エクイティソリューション第二チーム長 門脇 裕氏>
クラスター社はメタバース領域の国内先行企業であり、企業イベントを中心とする多数の実績から国内では群を抜く存在と評価しております。
メタバース自体が、既に人々の交流・コミュニティの場として活用されつつある中、今後の市場拡大や各産業向けの活用促進に期待し出資しました。
メタバースに対する国内随一の深い理解と知見を有する加藤CEOと実ビジネスに精通する経験豊富な経営陣の下、今後クラスター社が世界に羽ばたくメタバース企業として、業界を牽引していくことを期待しております。
<KDDI 事業創造本部 副本部長 中馬 和彦氏>
コロナ禍で加速したメタバースにおいて、クラスターはその代名詞ともいえる存在まで成長致しました。
彼らの壮大な構想とそのポテンシャルを考えると、本領を発揮するのはまさにこれから。
日本発、世界のメタバース企業となる日まで、今後も変わらず傍で見守り、応援を続けたいと思います。
<Skyland Ventures 木下 慶彦氏>
Skyland Venturesはクラスター設立時の2015年7月のラウンドから4回目の投資をさせて頂きました。
初期はVR×オンラインゲームのようなマルチユーザー体験、そして2023年現在はメタバースと呼ばれるデジタル空間におけるコミュニティと、その時々においてクラスターの提供してる価値の根幹は同じですが時流や世の中が求めるものが変わりながら成長して来ました。
向こう数年の大きな成長にさらに期待しています。
<三井住友信託銀行 常務執行役員 坂上 雄彦氏>
まさに、「想像」を「創造」する世界観。
テクノロジーの進化によって、リアルではなくバーチャルを選ぶことが可能になった時代となり、昔、夢みたSFの世界が現実化するとクラスター社を通じて実感しています。
人の精神が肉体から解放され、もっと自由に生きられる様になれば、今とは違った世界が広がり、様々な社会的課題解決にも繋がっていくと信じています。
日本のものづくりの精神をベースに、世界に誇れる「バーチャル経済圏のインフラ構築」に向け、大きく羽ばたいていくことを期待しています。
可能性の塊に、心からエールをお送りします。
<NOBUNAGAキャピタルビレッジ インベストメント部 リーダー 川埜 浩之氏>
クラスター社と初めてお会いしてから約1年半が経ち、その間、弊社1周年イベントでの登壇、十六フィナンシャルグループとの事業共創に向けたディスカッションを重ね、この度、縁あって出資に至りました。
クラスター社は、バーチャル空間構築システムで圧倒的な強みを持っていることに加え、ワクワクする新たな体験を法人・個人ユーザーに提供するなど、展開するサービスすべてが魅力的だと感じており、今後の更なる躍進に期待します。
今後は、十六フィナンシャルグループの持つリソースを最大限に活用するなか、ともに地域に新しい価値やサービスを提案していきます。
メタバースプラットフォームのclusterを運営するクラスター社が、今回52億円の資金調達を実施しました。
同社の累計調達額は66億円になっており、教育分野への進出やグローバル展開への期待が高まっています。
今後の動きに大きな注目が集まりそうですね。
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