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「iishinaXR」はiishina社が開発した空間映像カスタマイズCMS(Contents Management System:コンテンツマネジメントシステム)で、MatterportSDKの標準機能ではできなかった『3Dオブジェクト配置』や『音声ファイルなどの各種メディアファイルの埋め込み』といった機能を実装したことで、Matterportの映像を所有している企業であれば誰でも気軽にバーチャルイベントや企業案内映像を直観的な操作で作成することができます。
従来のMatterportのサービスでは、『実際の建物(屋外・屋内)を3Dスキャナで撮影した4Kのハイクオリティ360°映像』を活用し
・空間内をウォークスルーする
・空間内の対象物を説明するタグを設置する
といったことができましたが、「iishinaXR」では基本機能に加えて、
・3Dオブジェクトの追加
・音声やBGM、ライブ配信動画などを映像内に埋め込み
を追加することで「現実」と「CG」の映像を掛け合わせた、『XR(クロスリアリティ)』を実現しています。
「iishinaXR」の最も特徴的な機能に『作成したバーチャル空間内に3Dオブジェクト(glb形式)を配置し、BGMやyoutubeのLive配信を埋め込むことができる』という機能があります。
この機能により、簡単にバーチャルイベントを開催することを可能としています。
さらに、3Dオブジェクトはアニメーションにも対応しているので
・動いてるお客さんを配置する
・デジタルサイネージのような動画広告付きのオブジェクトを配置する
といったこともできる仕様に仕上がっています。
そのうえ、『公開日の指定』や『タグ単位のクリック数の集計』といった機能も実装されており、作成した空間の簡単な分析も実現しています。
Matterportの標準機能では実現できなかった編集機能がCMSから手軽にできる「iishinaXR」は、開発コスト削減と時間短縮が期待できます。
iishina社では、本製品のバージョンアップを定期的に実施し、機能の拡張も行う予定としています。
3Dスキャナーや360°カメラを利用した現実空間のVR化サービスを提供しているiishina社が開発したバーチャルイベント作成CMS「iishinaXR」が、今月24日より提供開始されています。
「iishinaXR」はMatterportSDKをベースに従来品にはなかった機能を搭載したことで、Matterport映像に気軽に3DオブジェクトやBGMをカスタマイズし、バーチャルイベント開催を手軽にすることができる仕様となっています。
バーチャルイベントの開催に興味はあっても、実際には何をどのように準備すればいいのかわからないという企業には、このような管理システムがあると便利そうだと感じるニュースですね。
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