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画像:VR Scout
今回スウェーデン国内の21のIKEAストアで提供開始されたARゲームは、「Lilla Äventyret」というタイトルの教育用ARゲームです。
実店舗に配置されたQRを探し出し、さまざまな海の生き物について知識を学ぶことができます。
また、専用のInstagramフィルターを使って、
・タコ
・カメ
・シャチ
といった海洋生物と一緒に自撮りすることも可能です。
海から回収されたリサイクルPETとプラスチックで一部作られた水中をテーマにした、同社のおもちゃシリーズ「ブロヴィンガード(BLÅVINGAD)」にインスピレーションを受けています。
IKEA Retail Swedenのマーケティングマネージャー、Helena Gouiveia氏は以下のコメントを発表しました。
このゲームは、イケアのおもちゃコレクション「ブロヴィンガード」と子どもたちの興味や好奇心、そして海に向けられる関心に基づいて作られています。
このゲームのおかげで、子どもたちは店舗にいながらにして、海の生き物や水面下で起こっていることについてより深く学ぶことができます。
IKEAのAR技術の活用例は、今回が初めてではありません。
2019年にはAR技術を使って購入前に自宅の家具をプレビューできるアプリ「IKEA Place」をリリースしました。
さらに、機械学習と空間コンピューティングを利用して現実世界の家具を「削除」するデジタルデザインツール「IKEA Kreativ」をリリースしています。
「Lilla Äventyret」プロジェクトに参加したCreative Shop MetaのJosefine Billström Raasakka氏は、以下のように述べています。
テクノロジーの進化に伴い、ブランドがより魅力的で没入感のある体験を生み出す機会も増えています。
今回のプロジェクトは、ショッピング体験の一部として拡張現実などの技術を織り込み、IKEAでより豊かな顧客体験を実現するための興味深い一歩です。
IKEAの店舗で海の生き物について学べるARゲームの提供が開始されました。
広い家具店の店舗では子供達がはしゃいで落ち着かないことが多いので、ARゲームに熱中してくれれば親御さんとしても安心なのではないでしょうか。
日本国内での提供はされていませんが、反響によっては国内店舗でも利用できるかもしれませんね。
参考:IKEA Teams With Meta To Launch An In-Store AR Game[VR Scout]
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