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「Camverse(キャンバース)」とは、『Campus(場)』と『Metaverse(機能)』を組み合わせ生まれた名称で、VR空間に配置されたキャンパスで『オープンキャンパス』や『学校説明会』など様々なイベントを体験することができるパッケージサービスとなっています。
SOLIZE社は「Campus」という言葉が持つイメージには
・学校の敷地空間
・設備や建物の集合体
・その場に集う学生や教員および職員の活動や交わりが生まれる空間
・関係者が集う場の雰囲気
など様々なイメージが含まれていると考えており、さらに「Metaverse」の持つ機能を掛け合わせることで新たな価値を提供したいとしています。
文部科学省は2019年より全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備するという『GIGAスクール構想』に取り組んでおり、昨今のコロナ禍の影響も相まって教育学習のDX化が加速度的に進んだことで、デジタルやIT活用の重要性が日増しに高まりをみせる中、その活用に関する課題や格差が顕在化してきたことで”より具体的な活用施策”が求められている状況です。
このような社会状況を受けSOLIZE社では
・長年にわたり製造業向けに提供してきたデジタルと3D活用技術
・2021年に開始した教育学習向けサービスでの研究開発
を組み合わせることで教育機関のデジタルおよびIT活用を強力に推進したいという思いから「Camverse」の開発に着手しています。
「Camverse」はユーザーとなる学生や教職員、入学希望者、保護者が、自身のパソコンやスマホ、VRゴーグルを用いて配布されたURLにアクセスすることでVR空間内で開催されるイベントを楽しむことができる仕様となっています。
ユーザーはVR空間内で
・自由に移動する
・ボイスチャットやテキストチャットでコミュニケーションを図る
・動画視聴や資料閲覧により情報を収集する
といったことができるため情報や知識が吸収されやすく定着させやすいという特徴を有しています。
また、URLの配布のみで簡単にアクセスできることから、時間的あるいは距離的制約がないという点も特徴の一つとなっています。
VR空間は設置する校舎やキャンパスのデータをもとに構築され、教育機関に納付されます。
教育機関ではイベント参加者にVR空間を案内することで、提供者や参加者がイベントに参加することができるようになります。
さらに、アクセスしているPCの画面共有や空間へのデータアップロード(PDF、3Dモデルなど)もできる仕様に仕上がっています。
SOLIZE社は「Camverse」の活用により、学生や保護者を含む教育関係者に新たな価値を提供したいとしています。
SOLIZE社が先月28日より提供を開始したVR空間パッケージサービス「Camverse」では、教育機関がVR空間内でオープンキャンパスや学校説明会を開催することができます。
リアルでは遠くで開催されるオープンキャンパスなどのイベントに数多く参加するということは難しいですが、VRを活用することで距離や費用を気にすることなく様々な学校を比較して進路を決定することができそうだと感じるニュースですね。
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