- 週間ランキング
米国時間2月1日に開催された、半期に一度のサムスンのGalaxy Unpackedイベントにて、同社がグーグルとクアルコムと共同で新しいXR体験を開発するという発表が行われました。
提携の発表は3社の代表が登壇して行われた大掛かりなものですが、具体的なことはほとんど明らかにされていません。
サムスンは「拡張現実」デバイスの開発に関心があると報じられており、Meta Quest ProやPico4などのようなパススルー技術を活用した複合現実体験ができるデバイスの開発が行われると推測されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215464/
専門知識や専用アプリ不要で簡単にメタバース空間上で展示会開催ができるメタバースプラットフォーム「メタバース展示会メーカー」が、2月10日よりエネコム社から提供開始されました。
ビーライズ社とエネコム社が連携し共同開発した「メタバース展示会メーカー」は、マルチプレイ機能が実装されていて、『ボイスチャット』や『テキストチャット』による双方向のコミュニケーションができるなど、様々なビジネスシーンで利用可能なツールです。
メタバース導入を検討する企業が抱える、
・メタバース導入のハードルが高い
・メタバースを活用したいが、開発する予算が無い
といった課題のソリューションとなることが期待されます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215496/
新潟駅から古町までの名所を再現したVR空間「KURASUTO」が、NTT QONOQが運営する仮想空間プラットフォーム「DOOR」に構築されたことが明らかになりました。
「KURASUTO」は、お菓子メーカーのブルボンとXRクリエイティブスタジオGugenka社という新潟を拠点に活動する2社が、『リアルとバーチャル、どちらも楽しい毎日を。』をテーマに制作したものです。
・2018年11月末ごろに解体された『レインボータワー』
・新潟市のシンボルともいえる『萬代橋』と屋形船『ばんだい丸』
・鍋茶屋通り
など新潟市の風情を感じられる景色が再現されている「KURASUTO」は、2月15日より公開開始されることになっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215586/
秋田県の北秋田市は、世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」におけるXR技術を活用した新しい鑑賞体験の提供を発表しました。
これは「令和4年度デジタル田園都市国家構想推進交付金」を活用した事業の一環として、大日本印刷グループの協力を受けて提供されるもので、
・土偶を手に取るように鑑賞できる3D鑑賞システム
・個性的な出土品の特徴を学べる2D鑑賞システム
・4つの環状列石(ストーンサークル)をバーチャル散策できる360°VR鑑賞システム
の3種のデジタルソリューションの展開が予定されています。
また伊勢堂岱縄文館では、土偶の独創的な造形を子どもから大人まで楽しめる、伊勢堂岱遺跡で出土した板状土偶を模した、ペーパークラフトの販売も予定されているとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215585/
家庭向けe-ラーニングサービス『フォルスクラブ』や小・中学生向け動画教育配信サービス『スクールTV』などを提供するイー・ラーニング研究所は、子どもがいる親を対象に実施した「教育とメタバースに関する意識調査」の結果を公開しました。
このアンケートは日本全国の子どもを持つ親の計351人を対象に実施されたもので、メタバースを認知する親は9割以上で、教育分野でのメタバース活用についても
・時間や場所の制約
・体験の幅の広さ
から9割以上の親が関心を持っていることが分かっています。
その一方で、機器整備やリアルでの人間関係に不安を感じていることも明らかになっており、メタバースの教育現場への活用のハードルも浮き彫りになっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215486/
今週前半はビジネス、観光から文化的、教育的分野に至るまで活用されるXRやメタバースの話題が登場しました。
毎週様々な分野での活用事例が登場し、メタバースやXRがあらゆる場面でのソリューションとして期待されているのを感じます。
とはいえ、一般で広く普及していくためには現実的にも心理的にもハードルがまだまだ多いと感じさせるアンケート結果も明らかにされました。
こうした課題を一つ一つ解決していく地道な取り組みが重要ですね。
注目のニュース記事、後半の残り5記事は明日公開します!
お楽しみに!
Copyright ©2023 VR Inside All Rights Reserved.