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東京大学のバーチャルリアリティ教育研究センターが2月1日、「VR/メタバース実践」寄付研究部門を同センター内に設置しました。
この部門は集英社、大日本印刷をはじめとする9社の寄付により設置され、
多数のユーザーの参画を許容するネットワークVR技術
価値循環や決済にかかわる文理融合技術
多くのユーザーがアクセス可能なVRインタフェース技術
といったメタバース空間の運営についての技術と課題を研究していきます。
3年間の計画で活動を開始し、従来のVRに比べてさらに大きなスケールの文理融合の領域の開拓が期待されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215339/
2月7日から3月27日まで、京阪電鉄「京橋駅」周辺にて、AR技術を活用した実証実験イベント「京橋まちなかARミュージアム」が実施されることになりました。
この実証実験は、ビーブリッジ、西日本電信電話、京阪ホールディングス、京阪電気鉄道、京阪エージェンシーの4社が共同で、
・AR×アートによる新たな顧客体験コンテンツによる地域の「賑わい・人流創出」
・AR技術を活用した既存アセットの「新たな広告媒体化(広告ビジネス)」
の可能性を検証するためのものです。
お出かけ情報に特化したプラットフォーム型SNS「coconey」を使い、街中に出現する70作品以上ものARアートコンテンツを楽しむことが出来ます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215352/
2022年12月3日~18日の計16日間にわたって行われた「バーチャルマーケット2022 Winter」の開催レポートが、主催のHIKKY社によって公開されました。
9回目の開催となる今回は、
企業・IP約70社
一般サークル540サークル
が全部で29の会場に出展し、世界中から述べ100万人以上の来場者数を記録し、TwitterなどSNSでも盛り上がったことが示されています。
リアルとの連動施策や自治体によるVR活用などが多数展開されていたのが特徴で、今後も企業や地域の情報発信の場として期待されます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215379/
スマホ・VR関連アクセサリーを手がけるROOX社は、VR向けアクセサリーの新製品「ケーブル・ランニングワイヤ VR」を2月20日に発売することを発表しました。
この商品は、ホテルのバスルームのシャワーカーテンのように頭上に渡したワイヤーにケーブルを沿わせる仕組みになっていて、足元ではなく頭上にVRケーブルを配線することができるものです。
「絡まる」
「足を引っ掛ける」
「つまずく」
といった有線接続で起こりがちな問題を解消することができる「ケーブル・ランニングワイヤ VR」は、オンラインショップ「ROOX ONLINE」にて6,880円(税・送料込み)、2月19日までに予約すれば5,880円の特別価格で購入することができます。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215450/
三菱総合研究所は、埼玉県や日本ビジネスシステムズ、Psychic VR Lab、日本マイクロソフトと協力し、メタバースを活用した行政サービスに関する実証を、2月6日より開始しました。
この実証では、浦和駅から埼玉県庁までの通りが再現されたメタバース空間上にて、
『イベント情報掲示板』
『県産品販売所』
『県庁庁舎等におけるミニガイド』<\b>
の3つのコンテンツを提供し、メタバースを含めた自治体のDX推進に関して、技術的・運用的な導入難易度や効果、課題等を抽出および検証するものです。
三菱総合研究所は今後、
・自治体DXに係るコンサルティングおよび自社サービスの社会実装で培った知見および実績
・本実証の成果
を合わせて活用し、官民共創による持続可能なデジタル地域社会の実現に貢献したいとしています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-215385/
今週後半はXRやメタバースの可能性を広げる取り組みが中心となりました。
アカデミックな研究はもちろん、自治体や企業による実際的な検証まで、活発に新技術の活用に繋がる取り組みが行われていることがわかります。
こうした取り組みから得られた知見を活用して、日本がXRやメタバースの分野で先進的なポジションを確立して欲しいですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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