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NTT西日本は、西日本のなかでも、とりわけ大阪の京橋から、パートナーとなる企業やスタートアップ、自治体、大学等ともに「業界・地域課題の解決」と「未来社会の創造」をめざし、『つながりでWell-beingを実感できる社会』を実現すべく、オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」を運営しています。
その「QUINTBRIDGE」で2022年度に実施された未来共創プログラム『Future-Build』に、ビーブリッジ社の「“まち”の魅力創出と賑わいをデジタルとリアルのデータ連携で加速するまちづくり」が採択されています。
ビーブリッジ社では、同社のAR技術及びプラットフォームをストリートアートサービスに活用することを社内外にて検証しており、今回一般ユーザーを介した実証実験として、「京橋まちなかARミュージアム」が企画されています。
「京橋まちなかARミュージアム」の舞台は『京橋のまちなか』。
空間を認識し、空間にマッピングする技術を活用したARコンテンツを街の至る所で楽しむことができるイベントとなっています。
広域な街中に70作品以上のコンテンツが一堂に掲出されるというミュージアム施策は、2023年1月時点でのビーブリッジ社の調査において日本国内初となる取り組みです。
実証実験イベント「京橋まちなかARミュージアム」の目的は
・AR×アートによる新たな顧客体験コンテンツによる地域の「賑わい・人流創出」
・AR技術を活用した既存アセットの「新たな広告媒体化(広告ビジネス)」
の2点を可能性も含め総合的に検証することとなっています。
また、合わせてNTT西日本が開発中の人流や経済効果等に関するAI技術の実証実験「みんなのまちAI」についても検証が進められます。
「京橋まちなかARミュージアム」の開催期間は2023年年2月7日(金)~3月27日(月)となっており、京阪電車「京橋駅」周辺、NTT西日本本社周辺、京阪電車「京橋駅」1階中央改札口前の「伊藤園自動販売機」にデジタルARアートが展示されます。
ビーブリッジ社では、この取り組みを通じ、ユーザーに”新しい体験”を、クリエイターに”新たな創作展示の場”を、事業者に「賑わい・人流創出」と「新たな広告媒体化(広告ビジネス)」の新たな可能性を提案したいとしています。
ユーザーは、自身のスマホにARナビアプリ『coconey(ココニー)』をダウンロードし、ユーザー登録をする必要があります。
「coconey」とは、ビーブリッジ社が開発および提供を手掛けるアプリで、ARナビによる新たな移動体験と、店舗や施設などの情報を共有するプラットフォーム型SNSの側面を併せ持つ、「スマホ1つでお出かけをもっと楽しくするサービス」に仕上がっています。
体験スポット付近で「coconey」を起動し、「京橋まちなかARミュージアム」を選択後、スマホをかざすとAR化されたアートが出現し、街中があたかも美術館になったような、日常の街の風景がワクワクする体験へと変化する新しいアート展示を楽しむことができます。
展示が予定されている作品は
・Amazon Original『ルパン三世VS キャッツ・アイ』
・アニメ『終末のワルキューレ』
・漫画『北斗の拳』
といった人気アニメ&漫画作品や、大阪中之島美術館で開催される展覧会
・『大阪の日本画』
・『佐伯祐三-自画像としての風景』
・『デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン』
の出展作品のほか、
・一般公募によるアート作品
・株式会社伊藤園による自動販売機と連動した動画コンテンツ
など70作品以上となっており、展示作品や一般公募に関する詳細は「京橋まちなかARミュージアム」公式サイトや「coconey」アプリにて確認できます。
©モンキー・パンチ 北条司/ルパン三世VSキャッツ・アイ製作委員会
©︎アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレⅡ製作委員会
©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983
ビーブリッジ社は、同社が運用するお出かけ情報に特化したプラットフォーム型SNS「coconey」を活用し、AR技術を活用した実証実験イベント「京橋まちなかARミュージアム」を、NTT西日本ほか3社と共催することを発表しました。
70作品以上ものARアートコンテンツを広域な街中に出現させるという今回のイベントは、日本初の試みとなります。
街中が美術館になるなんて、この春休みは大阪に遊びに行きたくなるニュースですね。
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