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奈良交通がNTTビジネスソリューションズと連携し、奈良の魅力が広がるVR技術を活用した高付加価値型観光サービスを発表しています。
提供開始日は今月24日(火)で、対象コースは2つあり、
・Aコース:東大寺・春日大社・興福寺・若草山
・Bコース:東大寺・春日大社・興福寺
となっていて、申し込みは奈良交通総合予約センター(0742-22-5110:受付時間9:00~19:00)か、奈良交通定期観光バス公式サイトにて受け付けられています。
今回のサービスを提供する奈良交通では、新型コロナ流行などによる観光客の減少や、観光客の行動変容などが続く中、奈良を訪れた観光客へ奈良をより満喫してもらえるサービスの提供の検討を進めています。
もう一方のNTTビジネスソリューションズでは、歴史ある奈良の地域や企業が抱える課題をICT(情報通信技術)の力で解決していく「ソーシャルICTパイオニア」を目指しており、その両社が今回連携することで、VR手法を用いた高付加価値型観光コンテンツを通じ、歴史ある奈良の観光力向上と地域活性化の推進に取り組むプロジェクトが進められています。
今回開始されるサービスでは、定期観光バスの車内において、360度のアングルであらかじめ撮影された周遊地の文化財や観光地をVRコンテンツ映像で視聴しながら、現地を訪れる「VR体感コース」が提供されていきます。
ここでは、
・上空からの春日野園地(奈良公園内)
・若草山や今後修復工事が始まる興福寺の国宝 五重塔
など通常は拝観できない場所も紹介し、普段見ることのない国宝や歴史の世界の体験を通じて、驚きと発見の旅を楽しんでもらう高付加価値型観光サービスが提供されていきます。
なお、奈良交通はVRコンテンツを搭載した定期観光バスの運行と新たなVRコンテンツ用素材の導入を、NTTビジネスソリューションズはVRコンテンツの制作と視聴ツールの導入を担当しています。
奈良交通によると、今回開始するコンテンツのみならず、今後も高付加価値型観光について検討を継続していくということで、両社が保有する技術やアセットを活用することにより、観光を通じた奈良県の地域活性化の推進に取り組んでいくとしています。
奈良交通とNTTビジネスソリューションズが、VR技術を活用した高付加価値型観光サービスの提供を発表しています。
ここでは、定期観光バス車内から、訪れる観光地のVR体験ができ、通常では拝観できない場所も紹介されていきます。
新たな観光への取り組みを、ぜひ体験してみてください。
ソース:プレスリリース[@Press]
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