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アバターストアでは、これまで展開していた無料の服装に加えて、
・PradaやThom Browneをはじめとするラグジュアリーブランド
・米国のストリートウェアブランドであるMadhappyやDRESSX
など、多彩なブランドの服装やアクセサリーが用意されています。
これら日常のファッションに加えて、
・欧州サッカーのリヴァプールFCのユニフォーム
・NetFlixの人気番組『ストレンジャー・シングス』『イカゲーム』の衣装
も利用可能です。
3Dアバター自体は日本でも、VRに加え、6月にはInstagramストーリーズで、7月にはDM(ダイレクトメッセージ)でも利用できるようになり、様々なプラットフォームでアバターによる表現を楽しめるようになっていました。
今回、「アバターストア」が導入されることで、ユーザーはサッカー、音楽、料理、ファッション、ダンス、映画など、自分の趣味や関心をアバターに反映することができます。
これはMetaが目指している「より自由に自分らしさを表現できる」メタバースの実現に一歩近づくものです。
「アバターストア」にアクセスするには、
・Messenger
のモバイルアプリを使います。
これらのアプリからアバターの編集画面を開き、服装を設定する段階で「ストア」を選ぶと「アバターストア」が利用可能です。
MetaはInstagramのアプリを例に「アバターストア」を利用する方法を紹介しています。
①プロフィール画面の「プロフィールを編集」ボタンをタップし、「アバターを作成」を選ぶ。
②「スタート」をタップし、アバターの肌のトーンや髪型、服装などをカスタマイズする。
③「完了」と「変更を保存」をタップし、アバターを保存して作成を完了する。
④プロフィールの「プロフィールを編集」ボタンをタップしてから、「アバターを編集」を選ぶと、作成したアバターをいつでも編集可能。
なお、プロフィール画面の右上にある3本線のメニューから「設定」を選び、「アカウント」から「アバター」をタップして作成・編集することもできるとのことです。
また、InstagramのアカウントとFacebookのプロフィールを同期している場合は、同じアバターを使うことができます。
Metaの「Meta アバターストア」が日本でも利用できるようになりました。
これによりMetaが展開する各種SNSやメタバースでアバターに自由度の高い恰好をさせられるようになります。
Metaはメタバースに世界で最も注力している企業です。
しかし、現実を反映する形のアバターで自己表現できるメタバースを目指すMetaと、現実とは無関係に好きなアバターを作って自己を表現したいユーザーとで若干の齟齬があるように感じます。
そのため、Metaのメタバースには、アバターのカスタマイズ性に関してユーザーの要求に応えられていないという状況が続いてきました。
今回の「アバターストア」が運営とユーザーとの間の齟齬を埋めることができれば、メタバースの発展にも弾みがつくのではないでしょうか。
これからどのように「アバターストア」が展開されるか楽しみですね。
ソース:Metaのプレスリリース
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