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今回HIKKYが発表した「unlink(アンリンク)」は、
「次元を超えて遊ぼう」
をキャッチコピーに開発された新ソリューションで、メタバースの中にいながら、リアルとバーチャルの境界線をより簡単に乗り越えてコミュニケーションを取ることを可能にする、Vket Cloudエンジンを中心にした機能群で構成されています。
このVket Cloudは、HIKKYが独自開発したメタバース開発エンジンで、これを用いて制作されたメタバース空間には、スマホやパソコンからURLリンクをクリックするだけでアクセスでき、さらにマルチプレイにも対応しているため、ボイスチャットやテキストチャットで同空間内にいる他のユーザーとのコミュニケーションも楽しめます。
今回発表されたソリューションの第1弾として、ソニーの新製品「mocopi(モコピ)」とVket Cloudとの連携を実現する機能が提供されます。
これにより、誰でも気軽にスマホでモーションデータをメタバースに送ることができるようになり、手軽さやコストを引き下げることができるだけでなく、企画の自由度を広げることができます。
HIKKYによると今後は、同社が展開していく「パラリアルワールド」で、様々な利用方法が可能になっていくとのことで、例として、
バーチャルとリアルで同時に行うライブ配信や現地観光ガイドの実現
メタバースでのバーチャル接客をより手軽に展開することを実現
などが挙げられています。
また「unlink」は、順次Vketの会場を通じて、具体例を示していくとともに、様々なハードと連携しながら、機能拡張を進めていく予定とされています。
これと関連して、今月3日に開幕になる「バーチャルマーケット2022 Winter」に、ソニー株式会社が初出展します。
同社では、ダンスステージをモチーフにしたブースをパラリアル名古屋に出展し、ブースの入り口では、ソニーの新製品「mocopi」をつけたマネキンが出迎えます。
ブースの中では「mocopi」に関するプロモーション動画が流れ、製品について詳しく知ることができるほか、14日にはVRで活動するダンサーチーム「カソウ舞踏団」が登場し、mocopiを実際に身に着けて華麗に踊るダンスモーションを楽しむことができます。
なお、このイベントは当日の21時開始予定で、その参加方法は、バーチャルマーケット公式Twitterから案内されます。
ここで展示される「mocopi」は、独自技術を用いた小型で軽量なセンサーと専用アプリを搭載したスマホのみで、モーションキャプチャーやVRへのリアルタイムなモーション入力を実現するモバイルモーションキャプチャーです。
全身の動きを含むアバター動画や、モーションデータの制作を屋内外で手軽に実現するだけでなく、モーション入力デバイスとして、リアルタイムにアバターを操作することもできます。
HIKKYが新ソリューション「unlink」を発表しています。
メタバース開発エンジン「Vket Cloud」と外部デバイスが連携できるソリューションで、その第1弾として、ソニーの新製品「mocopi」と連携しています。
「バーチャルマーケット2022 Winter」にも出展されるので、ぜひソニーブースへ体験しに行ってみてください。
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