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バーチャルマーケットなどで知られるHIKKYが主催するメタバース上での同人誌即売会「ComicVket 3」が、来年の2月23日(木)~3月5日(日)にVRChatの特設ワールドで開催されることが決定されています。
ここで言う「ComicVket」は、コロナ禍の2020年8月から毎年行われている、メタバース上で開催されるオールジャンルのオンライン同人誌即売会で、会場では各ブースを巡りながら頒布品や展示作品との出会いの場が提供されていきます。
作品の購入は
「ダウンロード販売」
「紙の本の通販」
の2通りで行われており、サンプルページなどを参考に気に入った作品が見つかったらその場で販売サイトに飛んで購入できる方法が採られています。
また会場へは、VRデバイスのほか、PCやスマホからURLをクリックするだけでアクセスすることが可能で、さらにSNSなどでURLをシェアすることができるので、会場の場所の周知も手軽にできます。
今回のテーマは
「本との出会い」
となっており、出展サークルのブースが並ぶ会場には「本と出会える」様々な仕掛けが用意されています。
リアルの同人誌即売会と同じく、ブースの前にはサンプルページが設置されており、来場者は気になる作品を自由に手に取って見る事ができます。
そのうちの一つ「同人誌タワー」は、出展中の同人誌の一部が会場内のバーチャル本棚で紹介されていて、来場者はタワーにて様々な本と出会うことができるようになっています。
また会場への参加者は、自身の分身である「3Dアバター」で参加します。
このアバターについて、ブラウザ会場ではComicVket 3専用のアバターが用意されてはいるものの、自身のオリジナル3Dアバターモデル(VRM)でも参加可能とされています。
今回の一般出展申し込みの受付は今月24日から始まっており、11月22日(火)まで専用ページにて受け付けられています。
募集サークル数は出展プランによって違っており、ブースが用意され、従来通りの出展できるスタンダードプランが300、作品1枚で参加できるシンプルプランが60になっています。
その内シングルプランは、ブースは用意されずに会場内の壁などに展示されるプランになっているものの、スタンダードプランとの共通点として配置No.が発行され、カタログにサークルとして掲載されるようになっています。
また対象頒布物はオールジャンルになっていて、出展申し込み抽選の結果発表は、12月5日(月)が予定されています。
今回の展示会場は、前回・ComicVket 2ではブースのテーブル上に作品一点のみの展示の仕様だった点がアップデートされており、今回のブースは256通りのアレンジが可能になっています。
ここでは、試し読みできる作品1点以外の4か所が、
・積み本
・立て看板
・透過2Dフリーエリア
・無し
の4点の要素を組み合わせて、テーブル上の演出をカスタマイズできるようになっています。
またテーブル背後のポスターエリアも自由に表現できるようになっており、告知や表現に使うだけでなく、今後配布予定のファンキット「お品書き」や「同人誌ステータス」テンプレートを記入して掲載することも可能になっています。
さらに会場内企画の募集も2点行われる予定で、こちらの詳細は募集フォーム含めて公式Twitterで今後告知されます。
ここでは、自身の作品から推しの一コマの募集が実施予定で、応募された推しコマは会場内に展示され、応募者が制作した同人誌の一番おすすめの一コマをアピールすることができます。
もう一方は、自身が制作したキャラの等身イラストの募集がされる予定になっており、等身イラストは立ち絵や座った絵のほか、浮遊させるなど3D空間ならではの特徴を活かしての設置も可能になっています。
「ComicVket 3」が、2023年2月23日~3月5日に開催が決定しています。
このイベントは、メタバース上で開催されるオールジャンルの同人誌即売会で、その一般出展申し込みの受付が始まっています。
今回はどんな作品が集まるのか、そっちにも注目が行きそうですね。
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