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Metaアカウントは、Facebookアカウントを必要とせずにVRヘッドセットにログインするための新しい方法として提供されます。
Metaは当初、VRデバイスの利用もFacebookアカウントに一本化する方針を打ち出していましたが、仮想空間上での行動やプライバシーの問題がユーザーから激しく指摘されてました。
そこで、MetaのVR体験のための独自のアカウントを導入することになりました。
MetaのVRデバイスを初めて利用する場合は、メールアドレス、Facebookアカウント、Instagramアカウントを利用してMetaアカウントを新規作成しなければなりません。
Metaアカウントの作成には、
・氏名
・生年月日
の入力が必要です。
すでにFacebookアカウントを使ってVRデバイスを利用している場合には、
・Facebookアカウントを使ってMetaアカウントを作成するか
・Facebookアカウントを削除して代わりにメールアドレスを使用するか
を選択することができます。
Facebookアカウントを使わずにMetaアカウントを作成する場合は、「MetaのVRデバイスを使っているFacebook上の友達を探す」「VRでMessengerを使う」といったFacebookとの連携が必要な機能が使えなくなるとのことです。
画像:YouTube動画よりキャプチャ
Metaアカウントを作成すると、VR空間でのソーシャルプロフィールとなる「Meta Horizonプロフィール」を設定することになります。
従来のOculusプロフィールの代わりとなるもので、
・自分固有のMeta Horizonプロフィールユーザーネーム
・他の利用者に表示されるプロフィール名
・プロフィール写真
・アバター
などを選択して自分が他の人からどう見えるかをカスタマイズ可能です。
Metaは、Meta Horizonプロフィールによって現在VR上での自己表現を可能とするだけでなく、将来的にはウェブ上でも自己表現ができるようになるとしています。
さらに、繋がっているユーザーは「フレンド」という形式から、現在Instagramで提供しているものと同様の「フォロワー」形式へと移行します。
Meta社がMetaアカウントを正式に導入することを明らかにしました。
これまで評判が悪かったFacebookアカウントとの一元化方針をユーザーからのフィードバックにより転換することになったようです。
Metaアカウントと同じく提供開始されるMeta Horizonプロフィールでは、VR空間でのアイデンティティとなるものですが、アバターに関して不満を訴えるユーザーが見られます。
先日MetaのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が投稿して話題となった「死んだ目のアバター」が、ここでも登場するからです。
メタバースプラットフォームが生き生きとした空間になるのにはまだまだ時間がかかると実感させられます。
しかし、発展途上のメタバースという概念が大きく発展・成長していくのを体験するのも楽しみ方の一つかもしれませんね。
ソース:Oculusブログ
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