ASATEC株式会社は2022年4月12日(火)、XR・デジタルツイン・空間認識の技術を活用した次世代の施設ガイド・観光ガイドとして、無人案内サービス『オンリーワンガイド』の提供開始と、同サービスが株式会社ケーブルメディアワイワイが運営する、延岡市にオープンした「waiwai PLAY LAB」に採用され、運用が開始されたことを発表しました。



「waiwai PLAY LAB」で公開!『オンリーワンガイド』とは?

今回提供開始された『オンリーワンガイド』は、実在する人物をデジタルツイン化し、リアルなアバターによる無人案内を行うサービスです。

実在する人物による”説得力のある説明””24時間365日提供する”ことが可能なため、観光地やお城、美術館/博物館等での無人観光ガイドのみならず、企業ショールームでの無人施設ガイドとしての活用も期待されます。

ここでは空間認識技術が活用されていることで、

・ショールーム内の好きな場所に説明を置く

・ガイドと一緒に画像や動画、3DCGデータを表示する

・見えないものを見せる説明(ex:建物の構造の可視化)

といった演出も可能となっています。

なお、『オンリーワンガイド』を利用するためには、ASATEC社が運営するスマートフォン向けの無料プラットフォームアプリ『MetaTown』のダウンロードが必要となります。

「waiwai PLAY LAB」の『オンリーワンガイド』で体験できること

このサービスでは『MetaTown』のカメラを「waiwai PLAY LAB」にかざすと、”現実の世界””仮想世界”が融合した”新たな景色”が画面に現れ、様々な体験へと誘います。

施設案内は、ケーブルメディアワイワイ社の社員であり、バーチャルキャスターの「AliceCryum(アリスクリューム)」が担当します。

アリスクリュームが施設を案内!

バーチャルキャスター「AliceCryum(アリスクリューム)」が施設内を順番に案内しながら説明をするという、”施設ガイド”を楽しむことができます。

アリスクリュームのLIVEを堪能!

LIVE会場では、アリスクリュームが歌を披露してくれるライブを楽しむことができます。

ミニゲームに参加!

ここでは1~16枚の数字パネルを順番にタッチし、クリアタイムを競うというミニゲームが用意されており、ユーザーは見るだけでなく参加する楽しみを体験することもできます。



期間限定!屋外でのOPEN記念イベント

waiwai PLAY LAB」は、“動画エンターテインメントを拡張する Technology×Movie ラボスペース“をコンセプトに、「Movie」動画制作をメインに、「Technology」「Entertainment」「Education」の要素を取り入れ、先端テクノロジーや動画エンターテインメントで遊べる・学べる・発信・交流できる機会を提供するオープンスペースとして、2022年3月19日、宮崎県延岡市の延岡駅西口街区ビルにオープンしました。

そのオープンを記念し、屋外にも期間限定のアバターダンスなどが用意されています。

▼「waiwai PLAY LAB」を運営するケーブルメディアワイワイ社の社員たちも、リアルなアバターとなり、街の中で踊っています。

まとめ

ASATEC社が開発したXR・デジタルツイン・空間認識の技術を活用した、次世代の施設ガイド・観光ガイドサービス『オンリーワンガイド』がリリースされました。

このサービスが、延岡市のケーブルメディアワイワイ社が運営するオープンスペース「waiwai PLAY LAB」に採用され、運用が開始されています。

無人のオープンスペースは気兼ねなく利用できて便利ですが、あれ?ちょっと困ったな・・・というときに助けてくれる管理者がいないのも不安という、リアルでは両立しなそうな難問を技術の進歩が埋めてくれそうなニュースですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








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情報提供元: VR Inside
記事名:「 XRを活用した施設ガイド「オンリーワンガイド」waiwai PLAY LABにて運用開始