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今回発表された「メタストア」は、VR事業などを手掛けるハコスコ社が開発・提供するECメタバースで、同社のミッションである
「現実を科学し、ゆたかにする」
を促進し、リアルのつながりをオンラインで再現する”OMOソリューション(Online Merges with Offline)”となっています。
「メタストア」には、VRを誰でも手軽に利用できるようにしたハコスコ社の技術が集約されており、誰でも簡単にメタバース空間に店舗を持つことを可能にしています。
昨今のコロナ禍では人と触れ合う機会が減っており、メタバースの利用には期待が高まっています。
その一方で、一般事業者がメタバースを日常的な事業に活用するには、
・メタバース空間の開設・維持による高額な導入費用
・開設・運営への専門知識
など多くの課題が存在し、決済や対話機能・既存の販売管理システムやCRMとの連携機能など日々の商いとつながった環境にはなっておらず、広く一般に普及するには導入障壁があるのが実情で、こうした課題を解決することを目的に今回のシステムが開発されています。
「メタストア」のβプログラムは今年6月1日の開始が予定されており、それに先駆けた参加申し込みの受付が、公式サイトにて開始されています。
βプログラムは月額1万円で、初期費用は導入サポートなしの場合は無料。
導入サポートありの場合は制作内容に応じて有料となっており、またβプログラムでは一部の開発中機能が利用できないということです。
さらに
・企業
・自治体
・学校
など協業・共同実験パートナーも募集されており、本取り組みはSDGs(持続可能な開発目標)における
・目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう
・目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
の2つの目標への貢献を目指しています。
問い合わせはハコスコ社広報担当(meta-cs@hacosco.com)まで。
このシステムは、場所と人に根ざしたつながり空間をメタバース上に再現することでオフライン空間同様の有機的なコマース体験の実現を目指しており、ショッピングだけでなく催事販売・行政カウンター・学校など幅広い事業に利用することができます。
その特徴はテンプレートから簡単にストア空間を作成することができ、既存の3DCGモデルを使えば1日で開設ができる手軽さで、iFrameを使えばWebページに埋め込むことも可能です。
またECショップ機能では、既存のECショップと連動した商品管理も可能で、ECショップ連携による決済・カート機能も搭載されています。
さらにマーケットプレイス連携によるNFT(非代替性トークン)もサポートしていて、店員アバターによる接客ができるだけでなく、グループ会話機能を使用した仲間同士の音声チャットでのコミュニケーションも可能です。
ハコスコが、ECメタバース「メタストア」のβプログラムの受付を開始しています。
同プログラムは今年6月1日から提供される予定で、費用は月額1万円~。
誰でも手軽にメタバース店舗の開設が、手軽にできるようになっています。
メタバースの利用が注目されている今、VR空間ならではの店舗展開でこれまでの事業とは差を付けられそうですね。
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