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今回開発された「VRハンズオン」は、医療VRやデジタル治療VRを提供しているジョリーグッドが開発している医療用のVRシステムで、リアルな実写360度の治療映像の名医の手技に、ハンドトラッキングセンサーによって表示された体験者の手を重ねて訓練を行うことで、CG空間では味わえないリアリティーのある空間体験と実践演習を同時に行うことができます。
このシステムは世界初の実写VR実習評価ソリューションとなっており、ポイントとなる箇所で
・視線
・手の位置
・手の傾き
などを判定し、体験者の習熟度を評価することで、繰り返しVR実習を継続したくなるモチベーションの維持・向上を実現しています。
日本でも懸念されている医療従事者不足は、世界中で深刻化に拍車がかかっているのが現状で、ある調査ではアメリカでは2020年に100万人の看護師が、また日本では2025年には250万人の看護師が不足すると言われています。
人材不足が深刻化すると医療従事者の学びの機会を奪うことに直結し、それが原因の医療の質低下が懸念されていて、そういった背景から効率よく質の高い教育を広く提供していくシステムの開発が進められています。
今回開発された「VRハンズオン」最新版の英語版が、現地時間今月13日(日)~16日(水)の10時~17時に開催される「SXSW 2022 Creative Industries Expo」にて公開されます。
このイベントは毎年米・テキサス州オースティンで開催される
・音楽
・映画
・インタラクティブ
をテーマにした、30年間も続いている巨大ビジネスカンファレンス&フェスティバルで、現在は10日間で数万人を集める世界最大級のイベントになっています。
Creative Industries Expo公式サイト(英語)
ジョリーグッドが開発している「医療VRハンズオン」最新版が、現地時間の3月16日より米国で開催される”SXSW 2022″で初公開されます。
このシステムは、世界初の実写VR上でのハンドトラッキング実習・評価ができるもので、名医の手技にならった訓練ができます。
医療従事者の減少が世界的懸念となっている中、医療業界垂涎もののシステムになりそうですね。
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