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今回サービスが開始された「メタバースクリニック」は、デジタルヘルスケア事業を手掛ける株式会社comatsunaが開発したヘルスケアコミュニティサービスで、メタバースの空間上に匿名のアバターとして参加し、医師による
・お悩み相談
・自助グループ
・座談会
などを無料で受けることができます。
メタバースと言えば、主にエンターテイメントやゲームのほか
・イベント
・オフィス利用
などの分野を中心に発展してきたものですが、同サービスは現役医師が主導し、ヘルスケアにおけるメタバースの可能性に着目したサービスとなっています。
このサービスは、同社代表で医師の吉岡さんが、これまで臨床現場で感じてきた問題意識から着想を得ており、ヘルスケアとしての「つながり」の持つ力をテクノロジーで最大化すべく開発されていて、メタバースを利用して新たな「つながり」を持つことで、人々の孤独や不安の解消に貢献していくことを目指しています。
また収益化方法はユーザーからの参加料ではなく、スポンサー収入が想定されており、スポンサーはイベントの開催される空間内に広告を掲載することが可能で、その広告がユーザーの目に触れるだけでなく、イベントの一部がコンテンツとして配信されることによって、広告価値を高める仕組みが採用されています。
このサービスは当面、世界最大級のメタバースプラットフォーム「VRchat」にて展開されていき、今後はサービスの進展に合わせて、
・クロスプラットフームの可能性
・他プラットフォームへの移行
・メタバース企業とのコラボレーション
・独自プラットフォームの開発
などを視野に展開されていきます。
また、ヘルスケアという視点からメタバースの持つ可能性を追求すべく、既にいくつかの新たなアイデアにも着手しているとのことで、それらのサービス化も予定されています。
comatsuna社では、何らかのスキルや資格を所持しつつ、メタバース上でアバターとして教育的なコンテンツ配信や対面型サービスを提供していく人を
「メタバース・プラクティショナー」
と定義しており、その育成や活動支援によって、メタバースでスキルや資格を活かし収益化できる世界の実現にも力を入れているということで、その一環として特に
・医療系
・心理系
・カウンセリング
・コーチング
などの資格保有者が募集されています。
デジタルヘルスケア事業を手掛けるcomatsuna社が今回、医師主導のメタバースを利用したヘルスケアサービス「メタバースクリニック」をサービス開始させました。
ここではメタバース上で、医師によるお悩み相談・自助グループ・座談会などが提供されていきます。
VRならではの没入感と、密を気にしないで対面できるサービスとして、医療分野でもますます注目されそうですね。
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