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「360Channel Webメタバースシステム」は、360Channel社がこれまで培ってきた
”XR領域の技術”
”ノウハウ”
を活用して開発した、『高品質な3D空間で、高い操作性を有する独自のWebメタバースシステム』です。
360Channel社は、VRが注目され始めた当初の2016年から
・VR動画配信サービス
・XR領域に関わるシステム開発
といった事業を展開してきた企業です。
VR市場では、昨今の世界的なコロナ禍による外出規制により、仮想空間内でのゲームやイベントが活況を呈しました。
また、2021年末にfacebook社(旧名)が「Meta」という社名に変更するなど、「メタバース」への注目が日々高まりをみせている状況です。
そういった背景から個別に提供していたシステムのパッケージ化に取り組み、今回の「360Channel Webメタバースシステム」がリリースされています。
本システムは”登録/ログイン”や”アプリインストール”が不要な、
『誰もが簡単に利用可能なサービス』
となっています。
”URL一つで共有、利用することが可能”で、スマートフォンやタブレット・PCブラウザ・Meta Questに対応しています。
開発リソースが共通化されていることで、”マルチプラットフォームへの対応コスト”の圧縮も期待でき、また”プラットフォームの審査”もないため、短納期でのリリースにも対応可能な上、システム更新も手軽となります。
メタバースにおいて高品質な3D空間を提供するためには、描画性能やパフォーマンス面に課題がありました。
それらの課題を、360Channel社の子会社がスマートフォン・VRゲームで培ったノウハウを活用することにより解決したことで、Webブラウザでも高品質な3DCG空間表現が実現しています。
また独自のUXを開発したことで、スマートフォン・PCおよびVR端末と、全ての環境で快適に利用することができます。
メタバース空間では、ユーザー自身がアバターとなり、動画視聴や展示物の見学、他アバターとのコミュニケーション等を行います。
その際に自身のアバターが三人称視点で表示され続けると、仮想空間内の様々な対象物の視認性が低下するという問題点がありました。
他方、アバターの視線でメタバース内を見る一人称視点での利用では、「周囲の対象物を視認することは容易」というメリットはあるものの、
・自身の位置や状態を把握することが困難
という難点もあり、それが「仮想空間内で移動性が低下する」「VR酔いをひきおこす」原因となっています。
この課題を独自に開発したUXで、停止時は一人称視点に、また移動時は三人称視点となる「一人称三人称視点の自動切り替え機能」が実装されたことで、解消することに成功しています。
・独自ドメイン発行
・同空間内 最大接続人数:50人
・イベント時最大同時接続人数:~1万人
・テキストチャット機能
・ボイスチャット機能
・MAP機能
・アバター選択機能
・ジェスチャー/エモーション機能
・動画再生機能 (LIVE配信、オンデマンド動画に対応)
・有料イベントの開催(外部チケットシステムとの連携)
問い合わせは360Channel社まで。
本システムは、スカパーJSAT株式会社が2022年2月1日にリリースした「バーチャルホークス春季キャンプ2022 in 宮崎」のシステムに採用されています。
「バーチャルホークス春季キャンプ2022 in 宮崎」では、福岡ソフトバンクホークスが春季キャンプを行う宮崎県宮崎市にある生目の杜運動公園の様子が仮想空間に再現されています。
バーチャル生目の杜運動公園には、屋外にあるメインルート、スタジアム、ブルペン、屋内練習場が設置され、Webブラウザを通していつでも自由に散策する事が可能となっています。
さらに、
・2月の毎週末には、キャンプの様子を現地からLIVE配信
・スタジアム、ブルペン、屋内練習場それぞれの映像が視聴
・豪華ゲストによる生解説
といった企画が用意されています。
イベントの詳細は専用サイトから確認できます。
独自技術により、高品質な3D空間で高い操作性を有する独自のWebメタバースシステムが360Channel社から提供されることが発表されました。
このシステムを活用することで、ゲームやイベントなど様々な用途への利用が期待されており、第一弾としてスカパーJSAT株式会社が提供する「バーチャルホークス春季キャンプ2022 in 宮崎」に採用されています。
さまざまなイベントがVRで開催され始めている昨今、利用をためらっていた人にも、快適に簡単に使えるシステムの開発は嬉しいニュースですね。
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