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今回実施が発表された「メタバースお仕事100個挑戦プロジェクト」は、『メタバース』が注目されている昨今、
・どこまでの仕事や業務がVRを使って行うことができるのか?
・VRを使ったことでどのような効果があるのか?
という点に注目し、テンアップ社が開発した”世界初のアバターの顔部分がWebカメラになっているVRツール”を用いて調べるというプロジェクトです。
テンアップ社では、これまでも多くの職種に関し、”実際にVR空間で仕事を行うことができる”ためにはどのような環境や条件が必要なのか?ということを実証実験してきました。
その中で見えてきた”VR空間を仕事として使うために重要なこと”である、
『「接客する側」、「お客様」のどちらも顔が見えること』
に着目し開発されたのが「アバターの顔部分がWebカメラになっているVRツール」です。
このVRツールを使うことで”できること”や、”メリット”を詳細に調べることが、今後メタバースへの参入を検討している企業や個人への参考になるのではと考え、今回のプロジェクトが企画されています。
「メタバースお仕事100個挑戦プロジェクト」では、
”テンアップ社が無料で提供するメタバース/VRツールを使用し、1ヶ月間オンラインで仕事や接客をする”
という人を募集しています。
応募資格は、
・実際のお仕事や業務内でVRツールを使用する
・ツールの使い方等の説明をオンラインで受ける
・アンケートに答える
・アンケート内容をテンアップ社サイトに掲載可能
の4点を満たすこととなっており、募集期間は2022年1月11日から31日まで。
費用は無料となっています。
また1カ月後にテンアップ社から送付されるアンケートへの回答が必須となっており、アンケートの結果は資料として無料公開される予定となっています。
プロジェクトの詳細や応募方法はテンアップ社HPにて確認できます。
テンアップ社では過去に、「学習塾」をVR空間で行う実証実験がなされています。
この実証実験を通し
・VR空間での授業がリアルな塾の代替えになること
・ゲームなどに慣れている小学生にはオンラインでの「塾」が抵抗無く受け入れられたこと
・通常授業よりも楽しく生徒の参加意欲が増したこと
・色々な世界に連れて行ってあげることで体験学習が可能だったこと(通常の塾では行うことができない)
といった結果が得られています。
この結果を踏まえ、テンアップ社は接客業でもVR空間を活用することは可能であると手ごたえを感じており、「メタバースお仕事100個挑戦プロジェクト」への、不動産屋、お土産屋、映画館、テレビ局、ホテル、旅行会社、銀行、病院、飲食店、出前といった様々な業種からの応募を期待しているということです。
世界初のアバターの顔部分がWebカメラになっているVRツールを開発し、バーチャルタウン「DXタウン」を展開しているテンアップ社が、VRを使っていくつの仕事を実際に行うことができるかを調べる実証実験「メタバースお仕事100個挑戦プロジェクト」の募集を開始した事を発表しました。
同社では今後、この実験結果をDXやメタバースを検討する企業や個人への参考資料として無料公開する予定です。
メタバースって何ができるの?と思っているけど、誰に聞いたらいいのか分からないという人も、様々な業種でこんなことに使っていますよ!という実例集があれば、イメージをつかみやすそうです。
そんな実例集ができてきそうなニュースですね。
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