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今回法人向けにリリースされた「xambr(クロスアンバー)」は、VR SNSなどを手掛けるambr社が開発・運営するメタバース構築プラットフォームで、メタバースや仮想空間の構築と運用を実現します。
メタバースとは、
・多人数が参加可能
・参加者がその中で自由に行動できる
ネットワーク上のVR空間を指していて、コロナ禍の今において急速に注目を集めバズワード的にも広まり始めている分野です。
その一方で、メタバースやVR空間を設計・構築するための技術・ノウハウはまだまだ発展途上という現状があり、そうした中でambr社が持つVR空間の創造に特化した技術とノウハウを集約して、今回の「xambr」が開発されています。
このプラットフォームには、多人数向けの仮想空間に必須となる標準機能が搭載されているほか、
・Oculus Quest 2を含むVR及びPCのマルチデバイス対応(スマホ対応予定)
・カスタマイズ/拡張性の高いシステム基盤
・ホワイトレーベル型として独自アプリでの構築が可能
という特徴があり、特にメタバースやVR空間を創造する為に必要な機能が標準で用意されているため、品質の高いVR空間が効率的に構築できます。
また決まったフォーマットにコンテンツをはめ込むようなシステムは採られておらず、
・プロジェクト毎にカスタマイズ・拡張できるように
設計されています。
xambrは、今年9月30日(木)~10月3日(日)に開催が予定されている、東京ゲームショウ初のVR会場となる「TOKYO GAME SHOW VR 2021」を構築するのに採用されています。
東京ゲームショウは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する世界最大級のゲームの祭典で、今年は「東京ゲームショウ2021オンライン」として20社の出展が決まっています。
「TOKYO GAME SHOW VR 2021」は、同イベント創立25周年を記念してオープンするもので、OculusシリーズやHTC VIVE・パソコンから無料で入場できます。
今回のバーチャル会場では、
・現実のイベントが提供してきた「ワクワク感やセレンディピティ」
・オンラインになることで付加された「効率性やリモート参加」
といった価値を活かし、それにVRならではの体験や機能を加えることで、新しいイベントの楽しみ方が用意されています。
さらに「TGSVR2021」は、ambr社と資本提携を結ぶ電通グループと共創しており、プラットフォーム提供だけでなく
・コンセプト設計
・体験設計
・空間設計
・プラットフォームを用いた基盤開発
などを手掛けています。
VR SNSのambr社から今回、メタバース構築プラットフォーム「xambr」が提供開始されました。
このプラットフォームはメタバースやVR空間をプロジェクト毎にカスタムして構築できるもので、今年行われる東京ゲームショウ初のVR会場となる「TOKYO GAME SHOW VR 2021」にも採用されています。
今後のVRイベントにも使われていくことを考えると、バーチャル業界に大きな変化をもたらしていきそうですね。
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