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「ラフレシア」は、世界最大の花と言われており、最大で直径が111cmになることもある花で、もう一方の「ショクダイオオコンニャク」は、最大で高さ310cmにもなる巨大な花序を咲かせるサトイモ科の植物です。
今回提供されるサービスの1つが、これら2つの花をAR技術を活用して好きな場所を撮影することが出来る、
「どこでもラフレシア」
「どこでもショクダイオオコンニャク」
で、webアプリによりスマホのカメラを通して、リアルな空間に実寸大の植物が3DCGで再現された写真を撮影することができます。
このアプリは、”ダウンロード不要”、”インストール不要”、”『QRコードを読み込むだけ』で利用可能”となっており、スマートフォンで利用することができます。
展覧会場や自宅、外出先などどこでも好きな場所に植物を咲かせ、多様なオリジナル写真を楽しむことができるようになっています。
このアプリでは、4つのステップで合成写真を撮影することができます。
1.画面上にキーワード群が表示される
2.ランダムでキーワードが残りシルエットが表示される
3.シルエットの位置に合わせて顔写真を撮影する
4.撮影したら長押しで画像を保存する
背景は、ラフレシア・ショクダイオオコンニャク・ハエトリソウ・ウツボカウラ・ポスター画像の5つがランダムに選択されます。
なお、専用アプリはスマートフォンのみで利用することができ、推奨端末と推奨ブラウザは、
・iPhone IOS11以上、Safariブラウザ
・android8.0以上、Chromeブラウザ
となっています。
コロナ禍にある現在、多くの美術館・博物館では感染防止対策として
・会場での情報提供ツールとして設置するタッチパネルディスプレイやタブレット端末等の利用を控える
・非接触による衛生管理の徹底
が図られています。
安全・安心なツールとして注目されているのは、来場者自身のスマートフォンであることから、DNP社はAR技術によって楽しみながら学べる体験型の展覧会用webアプリの開発を進めており、今回のサービス提供につながっています。
来場者自身のスマホを活用したことにより、「展覧会会場のみでなく、様々な場所で楽しむことができる」「作成した写真をSNSのコンテンツとして投稿することができる」
というメリットが付与されています。
特別展「植物-地球を支える仲間たち」は、世界の珍しい植物を総合的に紹介する大規模な企画です。
標本・模型・映像のほか、空間全体を変化させたりして楽しむインスタレーション展示などにより、来場者は“知られざる植物ワールドの驚きの実像や魅力、謎”を楽しむことができます。
展覧会名:特別展「植物 地球を支える仲間たち」
会場:国立科学博物館
会期:2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)
主催: 国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
協賛:大日本印刷、ハウス食品グループ
巡回情報:大阪市立自然史博物館(2022年1月14日(金)~4月3日(日))
DNP社は傘下の2社と共同で、展覧会をより楽しむことが出来るAR技術を活用したスマホ用webアプリを開発し、開催中の特別展「植物 地球を支える仲間たち」に合わせた2サービスの提供を発表しました。
予約が必要であったり、隣県からは会場に足を運べない人でも、スマートフォンさえあれば、展示物の一部を楽しむことが出来るのは、AR技術の進歩の賜物ですね!
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