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ロイヤルコーポレーション社は、自動車学校の「ロイヤルドライビングスクール」を筆頭に、「総合ライセンスカンパニー」としてクレーン教習や小型船舶などの教習所を主要5都市に展開する企業です。
ロイヤルコーポレーション社が、同社内で実施した調査によると、自動車運転免許を取得する際、受講生が検定不合格となる要因の72.8%が「S字カーブ」または「クランク」における脱輪であることが判明しました。
脱輪をせずにS字カーブやクランクを通過するために必要なのは、適切な”車体感覚”や”ハンドル操作”であるものの、従来の自動車教習では受講者がS字カーブやクランクだけを何度も好きな時間に練習することは、
・インストラクターや教習車の配備
・練習コースの確保
・安全面
など様々な面で困難であり、受講生が検定で不合格になってしまうボトルネックとなっているという問題点があります。
そんな背景から、自動車教習所向けにS字カーブとクランクを克服するVRソフトウェアが開発されています。
「VRドライビングスクール」を教習所に導入することにより、
・受講生の検定合格率の向上
・インストラクターの業務効率の向上
・VR導入を切り口とした広報、PR活動の推進
といったメリットがあげられます。
スタートからゴールまでの脱輪回数が表示され、1度でも脱輪をしてしまうと不合格となります。
スタートからゴールまでの映像をリプレイで確認することができ、複数のカメラで自分の運転を確認することも可能です。
再生・停止・巻き戻しの機能が実装されており、脱輪の原因を振り返ることができます。
運転する車のボディを半透明にすることができるため、タイヤや周囲が確認しやすくなります。
また、タイヤの位置を目視することができるため、車体感覚が意識しやすくなります。
理想的な走行ラインを道路に表示する機能が実装されており、その理想的な走行ラインを走る半透明の車を表示し、真似をしながら運転の練習をすることも可能です。
ビーライズ社は、「VRドライビングスクール」の全国の教習所への展開を目指しており、現時点ではビーライズ東京支社・広島本社にて、「VRドライビングスクール」の体験が可能となっています。
体験の問い合わせはビーライズ社まで。
主要5都市で自動車教習所などを展開するロイヤルコーポレーション社の監修により、ビーライズ社が開発した教習所向けのVRソフトウェア「VRドライビングスクール」が販売開始されたことが発表されました。
「VRドライビングスクール」は、ロイヤルコーポレーション社の独自調査により明らかとなった検定で不合格となる要因である「S字カーブ」または「クランク」での脱輪を克服することができるソフトになっています。
自分の免許取得時を思い出すと、練習しないと上達しないとはいえ、「S字カーブ」や「クランク」へリアルな車で突入するのはとてもドキドキする講習でした。
VRを活用することで、ある程度、車体感覚やハンドル操作をつかんでから実際のコースに出て練習出来れば、もっと早く合格することができたかもしれないなと、今から教習を受ける人が少し羨ましく感じるニュースでした。
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