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VRを使い認知症体験ができる「認知症体験VR」に、軽度認知障がいドライバーによる運転体験が可能な新しいコンテンツ「運転編」が追加されました。
2025年には5人に1人が認知症になると推計されている中、認知機能低下が低下したドライバーによる事故が増えると予想されます。
認知機能に障がいが認められるドライバーの運転による危険な運転シーンを、VRの没入感ある映像で疑似体験することで
・ユーザー自身に考える機会を提供する
・「認知症のサイン」を映像を通じて学ぶ
といったことができ、自動車事故防止の一助となることが期待されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-197129/
電通国際情報サービス(ISID)は、VRを活用した多拠点間バーチャルコラボレーションシステム「CoVR」の提供を8月2日より開始することを発表しました。
ISID社のXRソリューションノウハウが集約された「CoVR」は、設計・解析データに基づいて制作した3Dモデルを、複数拠点のユーザーが同一のVR空間で同時に確認できるようになっています。
対象物の精緻な3Dモデル表示を利用した体験の共有のほか、
・機構のアニメーション表示
・音声会話
・アバター表示
といった機能が搭載されており直感的かつ効率的なコミュニケーションが可能です。
今後はVRトレーニングやコラボレーションが必要とされる
・製造業
・メンテナンス業
・小売業
などを対象に、3年間で50件の販売が計画されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-197128/
中国Pico社が開発した法人向け6DoFスタンドアロン型VRデバイス「pico neo 3 pro」の日本国内販売が決定しました。
「pico neo 3 pro」は煩わしいエンタープライズ契約やSNSアカウントとの連携も不要で購入後すぐに利用できるのが特徴で、Wi-Fiとの常時接続も必要なく外部から不要・不正なアクセスのリスクも低減されています。
中国で発売されているコンシューマ向けモデル「pico neo 3」の日本発売は今のところ予定されておらず、またアイトラッキングモデル「pico neo 3 pro eye」は後日の販売が予定されているとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-197164/
CinemaLeap社は今年4月に始動させたVR映画製作ラボプロジェクト「STARCAT VR LAB」にて、5月に第1弾作品の企画公募をサポートし、その制作を開始したことを明らかにしました。
第1弾作品として多種多彩な監督・映像クリエイターから38企画の応募があり、今回選ばれたのは「40万分の1」「新卒ポモドーロ」の監督・脚本で知られる井上博貴氏の企画です。
2021年7月~2022年3月末の本プロジェクト実施期間中、「STARCAT VR LAB」のSNS等による広報活動を担うアンバサダーの募集も開始されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-197156/
6月28日、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」が8,000万ドルのシリーズD資金調達を達成したことが複数のメディアで報じられました。
AnthosCapitalが主導しMakers FundやGFR Fundなどの投資家が参加したこのラウンドで調達した資金は、独自のデジタル経済を整備するために使われるとのことです。
独自デジタル経済の整備はソーシャルVRの成長に大きく寄与するものとされており、今後も同様の資金調達を行うVR企業が出てくると見られています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-197016/
今週後半はVR映画からVRデバイスまで幅広くVRの話題が登場しました。
注目すべきはソーシャルVRにおいてユーザーが収益を上げられる仕組みの導入が進んでいることではないでしょうか。
これまでVRに関連するビジネスというとデバイス開発やコンテンツ開発に限られ、非常に門戸の狭いものでした。
しかし、ソーシャルVRの中で収入を得られるようになれば、個人であってもVRビジネスに参入できるようになることも考えられます。
そうなればVRに興味を持つ人がこれまで以上に増えてくるかもしれませんね。
今後もソーシャルVRについて注目していきたいところです。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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