株式会社野本は2021年6月5日(土)、空間や音声を時系列データとして撮影でき配信出来るサービス「ARigance」をリリースしたことを発表しました。

本サービスを使った動画の先行配信者が募集されています。



AR動画を作成できる「ARigance」リリース

今回リリースされた「ARigance」は、株式会社野本が開発・提供するサービスで、AR技術を使った360度動画を作成し、有料配信することができます。

また配信した動画は、視聴アプリを利用することで見る事ができ、

・他人が生活する部屋の中を歩き回ったり

・動く被写体モデルを360度から眺めたり

することが可能です。

公式サイト

まるでAR版Youtube!

このサービスは、まるで”AR版YouTube”のようなサービスで、カメラで撮影するだけという、誰でも簡単にAR動画を制作できて、プラットフォームを利用して配信・販売することができます。

アプリを使ってAR動画を作成してチャンネルを作り、その後に販売するという流れで、その流れは、

1:販売者がARコンテンツを作成・投稿する

2:視聴者がWebサイト上にてコンテンツを購入する

となっており、配信した動画はスマホやタブレットで見る事ができます。

選考配信者募集中!今なら撮影~配信まで対応

本サービスのリリースにあたり、今だけの期間限定で先行配信者が募集されています。

先行配信者には、​

・撮影作業

・編集

・配信パッケージ作成

までスタッフが対応する特典がついており、東京23区内から全国まで対応されます。(23区以外は要交通費)

問い合わせは株式会社野本(arigance@yumenomoto.com)まで。



サービスの利用例

また今回のリリースと同時に、本サービスを利用した例も公開されています。

例ではダンス講師が利用するケースが提示されており、例えば、

・スタジオまで移動しづらい

・体力などの問題で時間が取れない

・言葉だと説明しづらい

といった課題に対し、

・移動の必要なし

・コンテンツ販売だけでOK

・無理なく動きを立体的に解説できる

といった解決策が示されています。

また現在VRゴーグルやARメガネ、Webブラウザでの視聴ができるようになっており、動画を見ながらレッスンできたりも可能になります。

VRゴーグルで静止状態のデータを投影した場合(モデル:元カレッジ・コスモス 彩良菜月さん)

さらに本サービスを使った場合の例動画も公開されており、それによると、動画の向かって左側が撮影風景となっていて、カメラの台数を増やせばデータが実体に近付くものの、基本的に1台でも撮影可能ということです。

動画の向って右側はスマホの視聴アプリで見たコンテンツで、自分の移動に合わせて投影される向きが変化するようになっているため、足元に注目する事などができるようになっています。

人間ごと空間データを保存も可能

また被写体を制限していないため、街中や部屋の中にいる人間ごと3D空間データとして保存するなど、不動産の内見やプロモーションなど色々なコンテンツの作成にも利用できます。

さらに静止画を切り出して取り扱えるようにもなっており、ECサイトに導入するグッズなどの商材紹介にも利用することができます。

まとめ

AR動画を手軽に作成・配信できるサービス「ARigance」がリリースされました。

このサービスは、いわばAR版Youtubeとも言えるもので、カメラで撮影するだけで3Dモデルの360度動画を作って、それを販売することができます。

例示されたようなレッスンのコーチング動画など、様々なシーンに利用できそうですね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








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情報提供元: VR Inside
記事名:「 誰でも360度3D動画を作成して販売が可能に!「ARigance」リリースへ