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5月17日、バーチャルライブプラットフォーム「VARK」を運営するVARK社は電通グループなどを引受先とする第三者割当増資を実施し、約6億円の資金を調達したことを発表しました。
2020年の新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けてバーチャルライブプラットフォーム「VARK」は前年比4倍のユーザーを獲得する一方、急速な需要の拡大にシステムが追いついていないのが現状です。
そこで、広がったニーズに対応するために、今回の資金調達によって「VARK」がさらなる進化できる環境を整備することになりました。
調達した資金は
・プロダクト開発
・採用・組織体制の強化
に使用していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194415/
2020年1月から2021年3月にかけて3会場にわたり開催されていた「kotoハートフルアート展」を、自宅にいながら体験できる「バーチャル展覧会」として、5月15日~9月30日まで開催されることになりました。
「kotoハートフルアート展」は東京オリンピック・パラリンピックを文化の文化・芸術活動を通して盛り上げるため、江東区内在住・在勤・在学の障害がある方が制作した絵画や書道、ちぎり絵など220点の作品を展示する展覧会です。
「バーチャル展覧会」は、地域展覧会の入選作品と来場者の投票数が多かった作品、あわせて50作品を仮想空間で展示しており、VR空間で展示作品や展覧会場を再現し、アート展を体感することができます。
次世代型VRアプリ「XANA」を活用したバーチャル展示会場では来場者は動物のアバターとなり、空間内を自由に周りながらアート作品を鑑賞できるのが特徴です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194457/
小学生のための探究学習塾「RAKUTO」を手掛けるらくと社は、5月よりVRでのオンライン授業を開始することを発表しました。
同社はNTTが提供するソーシャルVR「DOOR」を導入し、低学年向けオンライン授業の
・HOPクラス
・STEPクラス
で、より臨場感のある双方向性の強い授業を行うとのことです。
また、オンライン授業の問題としてしばしば指摘される集中力の続きにくさも、臨場感のあるVRを導入することで学校の教室と同じような体験を提供することで解決できることが期待されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194464/
SCRAP社は、リアル脱出ゲーム名古屋店にて開催中の「VR ESCAPE GAMES」に、5月19日より新作を3タイトル追加することを発表しました。
「VR ESCAPE GAMES」は
・全編にわたりVRを駆使した最先端のグラフィック
・脱出ゲームらしさ溢れるギミック
を50分間にわたり堪能することができる体験型ゲームで、オーストラリアで初リリースされ、今や欧米30ヶ所以上で開催されています。
今回日本のユーザーに紹介する「SCRAP World Selection」の第1弾イベントとして、リアル脱出ゲーム名古屋店で開催されているところです。
現在好評開催中の「Christmas」に加えて、
・美麗なビジュアルアートを楽しみつつハートの女王の秘密を暴く「Alice」
・「アスガルド」と呼ばれる秘密の研究ステーションの地球墜落を阻止する「SIGNAL LOST」
・罠にはめられ収監された刑務所から脱出する「THE PRISON」
の3タイトルが追加されることになっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194482/
5月13日、VR SNS「仮想世界ambr」を運営するambr社は電通グループなどを引受先とする資金調達を実施し、電通グループとの資本業務提携を締結したことを発表しました。
自社VR SNS開発・運営のほかVR企画開発を行うambrとXRトランスフォーメーションの推進に取り組む電通グループが提携したことで、新しいVRプロダクトの事業展開が計画されていきます。
新しいVRプロダクトの
・事業構想
・体験設計
・開発制作
・実施運営
を、両社が共創パートナーとして連携することで本質的なVR体験価値の創造とVRプロダクトの成功を目指していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194301/
今週後半はVR事業における資金調達や業務提携に関する話題が多いという印象です。
昨今の社会状況により、VR技術が脚光を浴びる一方で新しいニーズに対応するために、業界側も更なる環境整備が求められています。
技術を持った企業同士、あるいは資金力のある企業の協力で新しいニーズに応えていける態勢を作り上げることで、VRが社会的なインフラとして成長できるのではないでしょうか。
今後もこうしたニュースが増えてくるかもしれませんね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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