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VRでリアルなオフィスでのやりとりが想定されたシーンを視聴することで就労トレーニングができる「VR ぷち職場体験!」の無償提供開始及び、就労支援団体に向けた説明会が5月11日より開始されました。
働く意欲を持ちながら働けずにいる若者をサポートする認定NPO法人「育て上げネット」がアクセンチュア社の支援により開発した「VR ぷち職場体験!」では
・新人がよく陥る失敗
・その失敗を避けるためのアドバイス
・成功パターン
という一連の流れを体験するもので、就労に向けモチベーションを向上させることが期待されます。
「VRぷち職場体験!」公開を記念して利用登録した団体へのVRゴーグルの無償提供が現在実施されており、5月18日には全国の就労支援団体向けにオンライン説明会も行われる予定です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194184/
DENDOH社は、ARを用いたWeb制作サービス「バーチャルショールーム」において、折りたたみ式国産アルミコンテナ「AFC-106」をARで体験できる特設ページ「AR-PROTEX」を公開しました。
「バーチャルショールーム」はアプリ不要でARを使った商品体験を可能にするサービスで、今回の堅牢ケースメーカーであるフジコーワ工業社との共同ARプロジェクト「ARーPROTEX」では商品特徴である【組み立て/折りたたみ】にフォーカスして体験できます。
商品を3Dで確認することで写真や動画では見ることができなかった細部を見ることができるようになり、オンラインではわかりにくい自宅やその他、実際の利用シーンに合わせてシミュレーションすることが可能です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194202/
5月11日、スペースラボ社はアプリのダウンロード不要でバーチャルオフィスプラットフォーム「XD SPACE for Office」のβ版を企業や団体向けに提供開始しました。
VR空間上にオーダーメイドのオフィスを開設することができる「XD SPACE for Office」では、自身の顔を投影したアバターを通じて
・オフィス内を歩き回る
・音声と表情による社員同士のコミュニケーション
といったことができるため、他の社員の存在や相手の状況をリアルタイムで感じとることができます。
そのため、無機質なものとなりがちなリモートワークでも、同僚とのつながりやチームワークを感じながら業務を行うことが期待できるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194213/
HTCは5月11日から13日にかけて開催されたViveCon2021にて2つの新しいVRヘッドセットVivePro2とViveFocus3を発表しました。
VivePro 2はVRヘッドセットとしては初めてのディスプレイストリーム圧縮を利用し、
・5Kの解像度
・120Hzのリフレッシュレート
・120度の超広角FOV
など最高品質のビジュアル性能を実現しています。
他方、ViveFocus 3は高品質のディスプレイ性能の他に、
・従来より20%軽量化
・ヘッドセットの強度が500%向上
・周囲の環境音を維持しつつ音漏れを防ぐデュアルドライバースピーカーを搭載
など多機能となっているのが特徴です。
また、この2つのヘッドセットは、7invensun社のDroolonF2視線追跡モジュールが拡張機能として提供される予定であることも発表されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194256/
VR HMDを被ったままVR空間でVtuber達と一緒に眠る様子を生配信した、「VR睡眠ライブ」が2021年5月1日の深夜から翌2日の朝にかけて行われました。
「のらきゃっと」
「バーチャル美少女ねむ」
「長兎路こより」
「こはるちゃん」
などのVtuberが参加して行われたこのライブは、実はVR睡眠のメリット・デメリットを考察するためのもので、東工大助教のVR研究者「jumius」も参加・体験しています。
8時間24分にも及ぶVR睡眠の体験と考察の結果、
・「仮想キャラクターの存在感」をより強く感じられる
・寝ているだけでコンテンツとして成立する
といったメリットが明らかになったほか、
・快適なVR睡眠には就寝環境・VR環境の両方を整備しなければならない
・慣れていないと睡眠が浅くなり熟睡しずらい
といったデメリットも浮き彫りになりました。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-194161/
今週後半はビジネス関連のVR/ARニュースが中心となりました。
新型コロナの大流行もあり、現在ではビジネスにおけるVR/ARインフラの整備が急ピッチで進んでいます。
これからのビジネスにおいてはVR/ARの導入が不可欠になっていくかもしれません。
VRが生活に密着するにつれて「VR睡眠」のような長時間利用についての課題も生じてくると思いますが、今後研究・考察が進んでいくことに期待したいですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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