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VRが登場し、どこでもいつでも入手できるようになった。今後VRはどうなるだろうか?
PlayStation VRが発売された。
今やOculus RiftやHTC社のViveがあればVRを体験でき、Google CardboardやGear VRなどがあればモバイル型VRを気軽にプレイすることができる。
さらにPlayStation 4(ファット、スリム、Pro)があればPSVRできるようになった。
とうとう三位一体が成されるまで来た。
時代は「発売後時代」に突入した。
それはつまり、VRが「このまま繁栄するのか、廃れていくのか」という、一つの質問に直面するということだ。
VRが採用され続けられるほど、大部分の顧客がゲーム業界の変革(VR化)を受け入れられるのか、この技術による変革を受け入れられる人がどれほどいるのか。
テクノロジーが急激に進化し続けている中、PCの登場や携帯電話の登場は受け入れられたが、ヘッドセットはどうだろうか?
昨日よりも今日、今日よりも明日、ヘッドセットの機能も進化し続けるだろう。今日のヘッドセットが世の中に受け入れられたとしても、今後はどうであろうか?
変革は長距離走ではなく、短距離走なのである。
「繁栄するか廃れるか」と言った長い目で見た今後の疑問ではなく、直近の疑問で言えば、以下のような事象が挙げられる。
OculusがOC3で発表した新型HMD「Santa Cruz」が何を起こすのか。
次世代のHTC社のViveコントローラーが、ゲームにどのような変革もたらすのか。
MicrosoftやAppleがどう動くのか。
Daydream Viewがモバイル型VRの概念をどう変えるのか。
OSVRはこれら全てに対応するのか。
FOVEのアイ・トラッキングがどう開発されていくのか。
ARはどう活用されていくのか、Hololensを着用して活用されていくのか、任天堂が独占していくのか。
発展途上国にどこまで普及するのか。
長い目でVRの今後を見たとき、もう一つの疑問に衝突する。
「我々、VRメディアは今後どうあるべきなのか。」である。
VRfocusやVRScout、Upload、Road To VRなど、VRのスペシャリストと言えるウェブサイトも同様に、今後どうあるべきかという質問に当たる。
これまでは、大勢の人が「VR?何そのダサいヘッドセット?」という前人未到だった状態から、「VRの未来」への道を読者と共に歩み、「VR凄い、やりたい。」という状態まで来た。
つまりVRは周知のものとなり、誰でも入手できるため、自らが体験し評価できるようになったのである。
Don't let the media decide if you like #VR. You need to try it for yourself. Ignore the sensationalism used to scare people about new tech.
—Reverend Kyle (@reverendkjr) 2016年10月17日
上記のツイートを日本語訳すると以下のようになる。
「メディアに評価させてはいけません。自分自身で体験してみるべきです。新しいテクノロジーに億劫する人を煽るような感覚論は無視しなさい。」
このツイートで主張されていることは、「メディアの嘘を信じてはいけない、今や誰でもVRを入手できるのだから、自分で評価しなさい。」と取れる。
もちろん、VR Insideは真実を提供しているため、ゲームプレイの高評価、低評価をつけた記事をお送りすることも、やぶさかではない。
しかし、今までのような記事を提供するには、VRが進化を遂げすぎたとも考えられる。
これを読んでいる読者の皆さんはどうお考えだろうか。
トレイラー配信情報、新作ゲーム情報、インタビュー記事、VR Insideでどんな記事を読みたいだろうか。
参照:Vrfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2016/10/vr-vs-next/
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