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同メディアによると、教育アプリを開発している3lb Gamesは、このほどVR空間内での移動に伴う「VR酔い」が起きない移動システムを販売する。
いわゆる「VR酔い」の現象のひとつとして、VR空間内でバーチャルな移動が起こると、不快感が催されることが知られている。
バーチャルな移動に伴うVR酔いの原因のひとつとして、ユーザーの移動したいという意図とVR画面内で起こる移動に伴う変化の不一致が考えられている。
そこで同社は、ユーザーの移動の意図とVR画面の変化の不一致が起こらないシステム「VR Movement system」を開発した。
Unityアセットとして開発された同システムの基本的な仕組みは、まずユーザーがOculus TouchあるいはVIVEコントローラーを使って移動したい位置を正確にポインティングしてから、移動コマンドを各コントローラーを操作して実行する、というもの。
対応している移動動作は前進・左右回転はもちろんのこと、ジャンプも可能だ。
同システムに関して、3lb Gamesの開発者は次のように話している。
「ユーザーの移動意図とVR画面の変化のあいだの矛盾をなくしたことによって、われわれは移動動作に伴うVR酔いを顕著に減らすことに貢献できました。
ユーザーの移動意図に続いてVR空間内のアクションが起こるようにすると、バーチャルな移動動作は直観的かつ自然になるのです。」
同システムはOculus Touch対応版とVIVE対応版が別個に販売されており、どちらもUnityアセットストアから$20で購入できる。
VR Movement System for Oculus Touchウェブページ
http://bit.ly/2dv8f59
VR Movement System for HTC Viveウェブページ
http://bit.ly/2eonGeg
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