Oculus社CEOが明言「Oculus SensorにはUSB延長ケーブルが付く」

海外メディアVRFocusは、2016年10月10日の記事において、Oculus Sensorについて報じた。

同メディアによると、Oculus Connect 3で発表されたOculus Riftをルームスケールで使用可能とするOculus Sensorは、PCとの接続が必要であることが分かった。

上記の件が判明した発端は、Oculus社のプロダクト・バイス・プレジデントであるNate Mitchellの次のようなインタビューに対する回答からであった。

「この件(Oculus Sensor)に関して多くのことは言えませんが、これから発売するOculus SensorにはUSB延長ケーブルが同梱されることは確かです」。

この発言後、同社CEOのBrendan Iribeは、ニュース掲示板サイトRedditにおいて上記の件を公式に認め、ことの詳細は今月末に発表することもRedditに書き加えた。

「Oculus SensorにUSB延長ケーブルがつく」という発言には、以下のふたつの事柄が含意されている。

ひとつめは、同デバイスはワイヤレスではなくUSBケーブルを使ってPCと接続する必要がある、ということだ。

「ポジション・トラッキングセンサーを有線で使用する」という特徴は、ライバルデバイスであるHTC社のVIVEと異なっている点であることは明らかである。

もうひとつは、「USB延長ケーブルはどのくらいの長さなのか」という疑問がわくことだ。

有線である同デバイスにとって、USB延長ケーブルの長さは決定的な意味を持ち、ケーブルの長さが十分でなければユーザーが望む「ルームスケール」を確保できないことになるのは明白である。

IribeはRedditへの書き込みにおいて、「われわれのゴールは、多くのユーザーに役立つような長さのケーブルを供給することだ」と思いを綴っている。

Oculus Sensorに関する詳細は、今月末には明らかになるであろう。

情報提供元： VR Inside