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XR領域でアニメ表現のアプリを制作する「Gugenka(グゲンカ)」は8月9日(木)、タレント本人の稼動を必要としない、タレントのコピーアバター化サービス「コピbot(こぴぼっと)」および「コピbot」に会えるOculus Go専用プラットフォーム「AvaTalk」の開発を発表しました。
また「AvaTalk」が、男性バーチャルアイドル専門プロダクションの株式会社VMPへの採用が決定したことも合わせて発表されました。
コピbotはタレント自身が稼動していなくてもAIが動かしてくれるコピーアバターです。
音声認識で文字を起こしたり、音声合成で決まった声色を作って喋ることが可能です。
コピbotを通すことで本人と会話しているような体験ができるだけでなく、タレント本人がコピbotを動かすこともできるので、音声合成を使用せず直接ファンと話すことも可能です。
これまでのバーチャルキャラクターはキャラを演じる「中の人」の存在が必要で、現実で本人が稼動しないとキャラが動かないというものでした。
そのため、タレントなど現実での活動が忙しい人は「バーチャルで稼働するスケジュールをとることが困難」ということで活動することが難しいという現実がありました。
これを解決するために音声合成や音声認識などを使用したコピーアバター「コピbot」が今回開発されました。
「AvaTalk」はコピbotと話すことが可能な専用VRプラットフォームです。
Oculus Goで複数人とコミュニケーションを取ることができます。
グゲンカによると、現段階では一般公開せずに会員限定コンテンツとして展開していく予定ということです。
またAvaTalk内の様子は各配信プラットフォームへ配信することが可能になっています。
グゲンカではカクカクとしたポリゴン感のある表現を「カクルック」と呼んでおり、アニメ表現の3DCGとは違った、本人そっくりの3DCGアバターのデザインを受注しています。
なお「コピbot」のメイングラフィックデザインはグゲンカの3DCGアーティストSAEさんが担当しています。
今回、タレントなど本人がいなくても動いてくれるコピーアバター「コピbot」とコピbotと話すことができる専用VRプラットフォーム「AvaTalk」が登場しました。
Vtuberなどのバーチャルキャラクターの裏でキャラを演じる人がいなければならなかった今までのシステムとは違い、音声認識や音声合成などで本人がいなくても動いてくれるアバターがついに出ました。
これによって、どんな多忙な人でもバーチャルでの活動が可能になりますね。
ますますVtuberなどのバーチャル業界が盛り上がっていきそうです。
© Gugenka®
関連サイト:AvaTalk公式サイト
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