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中国のモバイル決済の70%を占めるサービス「Alipay」を提供しているAlibabaは、数ヶ月前からVRショッピングサービス「BUY+」の開発を進めていた。
同サービスのトレーラー動画も公開されており、その動画を見るとスマホをディスプレイに使うモバイル型VRヘッドセットが採用されており、UIはハンドジェスチャーを介したものとなっている。
今月初めにはAlibabaが運営するオンラインショッピングサービスTaobaoが上海で開催したフェアで、フェアに訪れたユーザーに試験的にVRヘッドセットを与えて、アパレル関連のVRショッピングを体験してもらった。
同社のCMOであるChris Tungによれば、VR/ARテクノロジーこそがユーザーに新しいショッピング体験をもたらし、このVRショッピングこそがVR/AR市場において成長する重要な鍵をにぎっている、とのこと。
同社のオンライン決済サービス「Alipay」の5億人のユーザーが「BUY+」の潜在的なユーザーと考えられるので、同社は中国におけるVRショッピング市場で極めて有利なポジションにいることは明白である。
なお、VRScoutによると「BUY+」のサービス開始時期は今年9月と予想される、とのこと。
同メディアは「BUY+」が解決すべき第一の課題はセキュリティの確保で、近い将来網膜スキャンによるユーザー認証が開発されるのではないか、とも予想している。
参照元URL:http://vrscout.com/news/virtual-reality-shopping-alibaba-buy/
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