米国シリコンバレーに本社を置くミックスドリアリティ(MR)のテクノロジーを提供するzSpace社(https://jp.zspace.com)はUnityのカリキュラムフレームワーク用のzSpaceのコンポーネント、専門用語集、コア・コンセプトを紹介した補助教材を世界中のUnityユーザーに向けてリリースした。


同社によれば、本リリースは、2017年10月31日に米国本社より発表されている。


世界中のUnityユーザーがzSpaceのMR環境に対応する適切で魅力的なコンテンツの作成が可能に


Unityのカリキュラムフレークワークは、教育関係者がK-12(幼稚園生から高校3年生)向けに適切で魅力的で、 生き生きとした教材を作成できるようにする無償のカリキュラム開発リソースを提供している。


今回のzSpaceの補助教材は、zSpaceのMR環境に対応するコンテンツの作成に必要な情報をUnityユーザーに提供するもの。


zSpaceは、好奇心を駆り立て理解を早めることができる最高の学習体験を提供している。


zSpaceは、VR(ヴァーチャルリアリティ)とAR(拡張現実)の要素を融合し、まるで実物のような対話型のMRコンピューティング体験を作り上げる。


このzSpace と、3D偏光メガネ、そしてスタイラスを使うだけで、生徒はオブジェクトと対話し、そのオブジェクトの背後にある科学をリアルに理解できるようになる。


zSpaceはリアルの世界と完全に遮断されるヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの他のVRソリューションとは異なり、相互のやり取りやグループコラボレーションを可能にするとのことだ。



zSpace社コメント


zSpace社のCEOのPaul Kellenberger(ポール・ケレンベルガー)氏は、


「MRなどの新しい技術がうまく市場に受け入れられ成長していくためには、適切で魅力的なコンテンツが不可欠です。


Unityと協力して同社のカリキュラム開発リソース用の補助教材を開発したことで、zSpaceのプラットフォームに対応したコンテンツが世界中の数多くの人々の手に届くことになるのです」


と述べている。


zSpaceが提供するUnityのカリキュラムフレームワーク用補助教材では、zSpaceのコンポーネント、専門用語集、コア・コンセプトが紹介されており、zSpaceのすべてのハードウェアコンポーネントを確認でき、3D環境内で ユーザーの位置をトラッキングするためのポーズ位置の取り方を理解できるようになる。


また、立体的な3D環境でのオブジェクトの操作方法や、オブジェクトのレンダリングに関わる要素、アプリケーション上でのスタイラスのポインターとビームの表示方法なども学習することが可能だ。


Unityの教育担当グローバル責任者のJessica Lindl(ジェシカ・リート)氏は、


「私たちUnityでは、クリエーターが増えれば増えるほど世界はもっと良くなると考えています。


職業上の目標と野心的な目標の両方を満たすために必要なアクセス(すぐに利用できる)、エンゲージメント(つながりある)、アドバンスメント(進化している)を提供することで、すべての人をクリエーターにすることが当社のミッションです。


zSpace対応のコンテンツ 作成用補助教材がUnityカリキュラムフレームワークに加わったことで、世界中の教育関係者がこの最先端技術に触れて利用できるようになります」


と述べている。


詳細については下記のサイト(英語版)を確認。


http://edu.zspace.com/unityprogramming


zSpaceについて


zSpaceは好奇心を刺激し理解を深める究極の学習体験を提供している。


同社製品であるzSpace(R)は、VRとARの要素を統合した一体型コンピュータであり、没入型のインタラクティブで生き生きとした複合現実(MR)体験を創造する。


zSpaceはこれまで多数の賞を受賞している。


zSpaceはガートナー社より”Cool Vendor”に選出されたほか、Tech &Learning Magazineによる “Best in Show as ISTE”を3年連続受賞している。


また、2016 Inc. 500で143位にランキングされた。zSpaceは米国カルフォルニア州サニーベルを本社とする非公開ベンチャー企業で、25以上の特許を取得している。


詳細についてはhttps://jp.zspace.comを確認。


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 zSpace、MR環境に対応するコンテンツ作成可能な補助教材をUnityのフレームワークへリリース