海外メディアUploadVRは、映画『ジャスティス・リーグ』の最新VRコンテンツについて報じた。



『ジャスティス・リーグ』の全キャラクターでプレイ可能なVRコンテンツ


最新VRコンテンツの概要


同メディアによると、日本では2017年11月23日から公開される映画『ジャスティス・リーグ』に関連した最新VRコンテンツ「Justice League: An IMAX VR Exclusive」が公開された。同コンテンツは、一般ユーザに対してはリリースされず、アメリカ・ニューヨークとロサンゼルスにあり、カナダ・トロントにオープンするIMAX VRセンターでのみプレイできる。同コンテンツのトレーラー動画が以下である。



トレーラー動画を見るとわかるように、同コンテンツは映画『ジャスティス・リーグ』に登場する5人のヒーローであるバットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、サイボーグ、アクアマンのそれぞれのミニゲームをプレイできる構成となっている。こうしたミニゲームの内容を列挙すると、以下のようになる。



  • ・バットマンのミニゲームは、バットモービル(バットマン専用の自動車)を操作するカーアクションゲーム

  • ・ワンダーウーマンのミニゲームは、剣と盾を使って迫りくる敵の軍勢と戦うアクションゲーム

  • ・フラッシュのミニゲームは、地下鉄の線路内を高速で移動しながら爆弾を探して処理するアクションゲーム

  • ・サイボーグのミニゲームは、サイボーグが装備しているビーム銃を使って敵の軍勢を打ち落とすシューティングゲーム

  • ・アクアマンのミニゲームは、巨大な魚を捕獲するために追いかけるアクションゲーム


なお、以上のミニゲームは全てIMAX VRセンターに用意されているVIVEでプレイすることになる。


映画『ジャスティス・リーグ』関連VRコンテンツ群のリリース計画


実のところ、映画『ジャスティス・リーグ』に関連したVRコンテンツは、これまで紹介してきたものだけではない。同映画の公開に先立って、すでに3つのVRコンテンツが公開され、公開後にもVRコンテンツの公開が計画されているのだ。



関連コンテンツ第1弾「Justice League VR」はすでにリリースされており、Google Cardboadあるいはこれに類するモバイル型VRヘッドセットから体験できる(上の画像参照)。


コンテンツの内容はゲームのデモプレイとなっており、プレイヤーはバットマンやワンダーウーマンなどのキャラクターとなり、90秒間の間ゲームプレイを楽しめる。



関連コンテンツ第2弾は、2017年10月中にVIVEバージョンの「Justice League VR」を見ることができるようになった(上の画像参照)。


このバージョンにおいてはVIVEのハンドコントローラーを巧みに操ることで、進化した「スーパーヒーローのシミュレーション」を味わえる。


また10月の5日から8日までニューヨークで開催予定のコミコンでは、「Justice League」ブースが設営されており、VIVEバージョンの「Justice League VR:Join the League –New York Comic Con Edition」を体験できた。


関連コンテンツ第3弾が、本記事で紹介した「TJustice League: An IMAX VR Exclusive」だ。



そして関連コンテンツ第4弾は、2017年12月に一連のVRエクスペリエンスをまとめて製品化した家庭版「Justice League VR」としてリリースされる(上の画像参照)。


これまでのデモ版やアーケード版とは違い、いくつかの追加モードとミッションが実装されている。また家庭版「Justice League VR」はコントローラーだけでなく、ルームスケールにも対応しており、より没入感と臨場感を高めることができそうだ。


家庭版「Justice League VR」はVIVE、Oculus Rift、Samsung GearVR、Google DayDreamやSony PSVRなど主要なハイエンドVRHMDには全て対応する予定のようだ。


今後公開される可能性のある映画関連VRコンテンツ


最近ではハリウッド大作映画の公開に関連してVRコンテンツがリリースされるのは、もはや常識となっている。


2017年内に公開予定のハリウッド大作映画でまだ未公開のものは、2017年12月15日に公開予定の映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』だ。同映画に関しては、VRコンテンツもリリース予定だ。


Star Wars: Droid Repair Bay — Astro-Mechanic for the Resistance



ILM×LABとLucasfilmは、BB-8などのアストロメカを修理して遊ぶ、新しいVRコンテンツ「Star Wars: Droid Repair Bay — Astro-Mechanic for the Resistance」を制作中であることを発表した。


コンテンツはVIVEとSamsung Gear対応でリリースされる予定だ。


同コンテンツでは、プレイヤーはアストロメカ・テクニシャンとしてGeneral Leiaのシップで旅に出る。コンテンツはフルVRで作られており、実際に修理している感覚で、ゲームを楽しめる。


どのようなストーリーでゲームが進んでいくのかなどの詳細はまだ発表されておらず、リリース日なども未定だ。


間もなくスターウォーズ最新作に関連したVRコンテンツの情報が報じられるのではないだろうか。


ソース:UploadVR

https://uploadvr.com/check-trailer-justice-league-vr-now-imax-centers/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 映画『ジャスティス・リーグ』最新VRコンテンツがIMAX VRセンターで公開