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さらに現在、Schell Gamesが全プラットフォーム上のタイトルについて、20%ディスカウントセールをおこなっているため、『I Expect You To Die』を割引価格で購入できるようになっている。
「I Expect You To Die」はスタイリッシュな雰囲気を特徴とする脱出ゲームで、2016年に発売された。そして今では、Steamなど各ゲーム配信プラットフォームでの合計売上が100万ドルを突破するほどの人気を集めるコンテンツになったのである。
I Expect You To Dieは、スパイとなったプレイヤーが、ステージ上のアイテムや仕掛け、そしてプレイヤーのスキルである「超能力」を用いながら謎解きをクリアしつつ、脱出を目指すという内容のゲーム。
上記のオープニング動画からも分かる通り、スタイリッシュな画面表現と、音響が大きな特徴だ。
ステージはバリエーション豊かに取り揃えられており、トラップが作動した車内や原子炉、高層ビル、潜水艇など4種類が用意されている。
リリースされた2016年当初はOculus Riftにのみ対応していたが、同年12月にはPSVRにも対応するようになり、2017年4月にはHTC VIVEでもプレイ可能となった。
既に述べたとおり、合計売上は100万ドルを突破するほどの人気作に成長し、Steamなどのゲームレビュー欄に好意的な評価を残すユーザーも多い。
しかし、こうした人気の一方で、ゲームに不満を漏らすユーザーも実は多くいる。
最も多い不満点は、ゲームボリュームの不足感だ。わずか4つのステージでゲームが終了してしまうため、ゲーム自体は気に入っているというプレイヤーは、もっと多くのステージで遊びたいと考えている。
この問題点については、Schell Gamesも改善しなければならないという意識を持っていたようだ。
同社のデザインディレクターを務める、Shawn Patton氏はPlaystation Blog上で以下のようなコメントを残している。
「私たちはこの問題(ゲームのボリューム)が、I Expect You To Dieの最大の弱点だと理解しており、率直に言えば、(問題の種類としては)良い問題だと感じています。けれども、最終的には解決に向けて取り組まなければならないということもわかっているのです。」
そこで、こうした不満に応えるために、今回のダウンロードコンテンツが配信されることになったのだ。
5つめの新たなステージとなるダウンロードコンテンツのタイトルは「First Class」。今回はインドで運行する列車内が舞台となるようだ。
Patton氏によれば、「First Class」には、いくつかの新たなインタラクションとゲームプレイのアイデアが導入されてるという。
またこれまでのステージと異なり、「First Class」には列車の乗客として、NPCも配置されている。これは、開発チームが、プレイヤー以外にも人間がいることを示すことで、世界観をより生き生きしたものとして描き出そうとしたためだ。
他の人の会話を盗み聞きしたり、より「スパイらしい」臨場感を楽しむことが出来るようになっているという。
First Classは現在、無料で配信されている。
既にゲームを購入しているという人は、ダウンロードを検討してみてはいかがだろうか。
また記事冒頭に記載したように、現在I Expect You To Dieは20%オフでダウンロード可能だ。この機会に未プレイの方は、この人気ゲームを体験してみてはいかがだろうか。
参考URL:
『I Expect You To Die』, Road to VR
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