- 週間ランキング
VRカメラカンパニー、Kandao Technologyが同社のフラグシップ「Obsidian 3D VRカメラ」がGerman Design Award 2018でエクセレント・プロダクト・デザインカテゴリーでWinner賞を受賞したことを発表した。
German Design AwardはGerman Design Councilが主催する、ドイツで行われている国際的なデザインコンテストで、毎年、デザインとクオリティをもとに優れたプロダクトが選出されており、日本のプロダクトも多数受賞されている。
VRカメラでは、去年のGerman Design Award 2017でRicohの360°カメラ「RICOH THETA S」が同じエクセレント・プロダクト・デザインカテゴリーでWinner賞を受賞している。
Winner賞はそのカテゴリーの中でもっとも優秀なプロダクトに送られる賞だ。
Kandao TechnologyのObsidian 3D VRカメラは5,000以上のエントリーの中から、今年のWinner賞をエクセレント・プロダクト・デザインカテゴリーで獲得した。
選考を行ったパネルは直感的な操作で複雑なハードウェアとソフトウェアを簡単に操作できる、ユーザーフレンドリーな点を評価したとコメントしている。
今回のWinner賞はObsidian 3D VRカメラにとって、CES 2017のベスト・オブ・イノベーション賞の受賞に続き、二つ目の賞獲得となる。
Obsidian 3D VRカメラはハイクオリティステレオスコーピック360°ビデオを制作するために作られたVRカメラで、スティッチングとマップジェネレーションのためのポストプロダクションソフトウェアが一緒についてくる。
3Dスフィア動画と写真は8Kの高画質で、さらに3D 4K VRライブストリーミング機能を搭載されている。
Obsidian 3D VRカメラは価格が6,999ドル(約 80万円)で世界中に配送可能だ。現在予約受付を行っている。
Obsidian 3D VRカメラには「S」と「R」の二つのモデルがあり、Sは120fpsのハイスピードに特化し、Rは8Kの高画質に特化したものとなっている。
6のレンズを搭載したシンプルでコンパクトなObsidian 3D VRカメラは、片手で持てるサイズで、どこへでも持ち運びが可能。
頑丈なメタルボディと1.2㎏の軽量さでドローンなどのその他ツールに取り付けて撮影、またパワーオプションもバッテリー、外部チャージャー、ケーブルの3種類で、様々なシチュエーションでの撮影が楽しめる。
またスティッチングのためのディープラーニングソフトウェアがカメラとセットでついてくるので、複雑なステップをふまず、ワンボタンで簡単にVRコンテンツが制作できる。
ライブブロードキャスティング機能もあり、3D 4K×4Kのコンテンツを30fpsのスピードでどのラップトップを使ってもケーブル一つで配信可能だ。
さらにKandao Technologyのアプリを使えば、ウルトラハイ高画質の360°VR動画と写真をオンラインとオフラインの両方でプレイバックすることもできる。
Kandao Technology独自のディスプレイメゾットでより広いFOVをゆがみなくユーザーに提供する。
もちろんアプリを使ってラップトップ、携帯、タブレットなどのデバイスでリモートコントロールも可能だ。
参照元サイト:prnewswire.com, kandaovr.com
URL:https://www.prnewswire.com/news-releases/kandao-obsidian-vr-camera-triumphs-in-excellent-product-design-at-the-german-design-award-2018-300540904.html, http://kandaovr.com/product.html?version=2
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.